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本・雑誌

たったひとつの冴えたやりかた

たったひとつの冴えたやりかた 改訳版作者: ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/08/22メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 10人 クリック: 44回この商品を含むブログ (58件) を見るエイリアンの生態に関…

4月の本をまとめよう

ドラゴンボールの続き ヒューマンボディショップ アンティキテラ古代ギリシアのコンピュータ カップヌードルをぶっつぶせ! あたりが印象に残る。マンガ学を購入できたのも嬉しかった。会社のT田にすぐ貸しちゃったんだけど。T田は立ち番で足がぼろぼろにな…

無為に過ぎる

虐殺、粛清、処刑 こうした言葉が宿す現実が、すぐそばにあるとき、どんな行動が正しいのだろうか? ときには無気力になることでしか自分を守れなかった。 ひそかに語るしかなかった。 著者がこの本をなかなか書けなかったこと。知人へ返事や連絡を取れず物…

教科書校正中

さすがに1年前の原稿は、時機を逸した記述もあり、かなり書き換えが必要。よせばいいのにイラストレーションも描き直している。 最初の自分のイメージに近いところでやめるのって難しい。テーマからすると描きこみ過ぎるのはまずいのだがザツに見えてもイヤ…

創業者は普通の人間ではない

カップヌードルをぶっつぶせ! - 創業者を激怒させた二代目社長のマーケティング流儀作者: 安藤宏基出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/10/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 68回この商品を含むブログ (12件) を見る一人のカップヌードル好きな…

3月の本をまとめよう

あまり本を読めない一月でした。なんか忙しかったんだよなぁ… 印象に残ったのはここら辺? ドラゴンボール (18〜21巻) 差別と日本人 劇的クリエイティブ講座 単純な脳、複雑な「私」 1Q84 アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 寺田寅彦 妻たちの歳月 アクセ…

クリエイティヴを育成

劇的クリエイティブ講座作者: 佐藤可士和,川上未映子,松任谷正隆,大宮エリー,藤村忠寿,FROGMAN,石川光久,堤幸彦出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2009/09/03メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 8人 クリック: 99回この商品を含むブログ (9件) …

1Q84を読みながら

7時に起きて1Q84の続きを読む。 9時前の朝食はサラダなど。途中からチキンラーメン(1袋を3人で分ける)が追加される。チキンラーメンは戦後の偉大な発明の一つだと思う。我家は密かなファンなのだ。 どうやら9時20分にBOOK1を読み終えて出発する。車中でBOO…

2月の本をまとめよう

図書館で借りたけど読まなかった本はけっこうある。何かそのときの気分に合わなかった本たち。再読する際に検索しやすいよう手前の方にログを残すしたい。そのため、いったん読了処理をしたため今月は大目。 そこはさっぴいて、下記三冊がテーマも近くて面白…

ペットボトルのキャップを記憶のトリガーに

一泊のあわただしい旅行から帰り、ポケットの中からあちこちで入手したペットボトルのキャップを取り出して並べる。一つひとつが何かの記憶のトリガーになる。これ書いてるの2週間以上後だしなぁ。(2010/03/08) 私用の東京行きなので、さして急ぐこともない…

1月の読んだ本をまとめよう!

忙しい割には読んだんだね。 ヘビ使い座は面白かったなぁ。確かに古いSFではあるんだけど。 1月の読書メーター読んだ本の数:19冊読んだページ数:4412ページ

The Sound Of Silence

表立っては何事もなかった。しかし研究至上主義を標榜する古い大学組織の中には、目には見えない赤外線が低い位置のあちこちに張り巡らされていた。私のふるまいは、しばしばその赤外線を横切って、ちりちりと冷たい、音のない音をたてた。 ─────第2章 ヴェ…

12月の本をまとめよう!

昨年最後の月の読書メーター。さすがに忙しくて大著は読んでないですね。読書中毒者としては不満が残る締めでした。 そのなかでは、危機の宰相あたりが面白かったかな。取材相手が単行本化を死ぬまで待っていたというのが印象に残りました。恩人の希望を無に…

センター街でお買い物

JUNKDO After Effects CS4 スタジオテクニック (DVD付)―プロが教える効果的なビジュアルエフェクトとコンポジット―作者: Mark Christiansen,倉下貴弘,株式会社 Bスプラウト出版社/メーカー: ボーンデジタル発売日: 2009/07/31メディア: 単行本購入: 1人 クリ…

第二歌集発行を言祝ぐ

眺めていて、不思議なくらい、心象風景に既視感を感じる。 遺伝的にも育った環境的にも、極めて近似であり、いわば我が半身ともいえる存在なので、それはあたり前かもしれないが。 それでも、この世界のどこかに、私と極めて近い美的認識を共有した人間がい…

11月の本をまとめよう!

11月は忙しかった。 振り返ってみると、本はあまり読んでない。 その割には充実した読後感のある本に恵まれた。 古レールの駅デザイン図鑑 京伝怪異帖 幻影の書 中でも幻影の書は今年読んだ中で随一だったと思う。心が震えるのを実感しながら頁をめくるとい…

10月の本をまとめよう!

10月短っ! 何この短さ? 一瞬で11月、今年も残りわずかですねぇ。年賀状を準備したり(未)、来年のカレンダーを買ったり(済)しないとね。 東京セブンローズ アイの物語 あたりが印象的。 LEGOやプラモの消化が進まなかった…

虚構と現実を混ぜたら虚構だよなぁ

MINT神戸にてプレゼントチケットにて視聴。 土曜公開の翌日のため、1時間前でほぼ満員。お客さんがアイアンマンなどと全く異なる年齢層に驚愕。そういえば、こういう世代も映画を観るのだった。忘れていた。おそらく原作を既読の山崎豊子ファンが大半なのか…

映像を超えるブックデザイン

インターミッションの終わりでアイビスが今から物語る物語の名前を告げる 「タイトルは『ブラックホール・ダイバー』……」 次のページに目をやる 白い紙に中央上揃え縦組みで黒い文字が浮かび上がる 第四話 ブラックホール・ダイバー はっと息をのむような感…

現場で台風、それも千載一遇の勉強や

そんなもんね、人の一生にいっぺん遭えるか遭えんかわからん台風でしょう。そんないい経験またとはないことですよ。そうそう、そうや、千載一遇の経験でしょ。風が入ってくるねやから、軒先が風で煽られて動くわけですよ。そしたらこの建物がどういうように…

出来がいいかどうかは保障できないが

一式がなかなか量産に移行できず精神的に参っていた時、工場のスタッフの一人が話しかけてくれた。「安原さん。今あなたは一式が本当にできるかどうかたいへん不安だと思うが、心配しなくても良い。出来がいいかどうかは保障できないが、完成することは間違…

9月の本をまとめよう!

10月に入ってめっきり寒くなりました。 先月はやっと一仕事終えたって書いてあったけど、また次の仕事で年末まで相当忙しい。ここ最近の時間の流れの速さは異様なまでだなと思います。 今月読んだ中で印象に残ったのは「想像の共同体」かなぁ。 この表紙は著…

ムナーリ三昧

ブルーノ・ムナーリの著書が新しく出ると山崎先生のブログで知った。ムナーリのことば作者: ブルーノ・ムナーリ,阿部雅世出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2009/08/04メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (10件) を見るムナーリの本…

8月の本をまとめよう!

遅ればせながら、読書メーターの「8月の本をまとめよう!」を使ってみる。昨日でやっと仕事に区切りがついたのです。 本の価値はページ数で測れないのは重々承知しているが、個人的な振り返りの指標としては役に立つ面はあると思う。 映画秘宝が多いのは、…

特撮関係者の「必要なこと」

ちょっと前の雑誌だけど、映像+5月号、追悼:スタン・ウィンストンの特集を読んでいると、本当にぼくらは色々な意味でこの人にお世話になっているんだなぁと思う。ゴールデンアーミーは劇場で見たかったなぁ。 さて、特集記事で、日本の特撮の現場への取材…

一見謙虚にみえて、実はたんなる傲慢

予告していました、IDEA NO. 334 : 漫画・アニメ・ライトノベル文化のデザイン〈前編〉の紹介です。 漫画やアニメ関連の装幀,グラフィック,パッケージがいちじるしい変化を見せている。 キャラクターを配置するだけの画一的なものから,より内容に即したこ…

秘伝9月号に写真掲載

ロボゲイシャの次は「秘伝」である。何か、一風変わった雑誌ばっかり紹介しているが*1、そういうタイミングなのだ。 秘伝は毎号読んでいるわけではない。というか、このような雑誌があることすら知らなかった。 しかし、今号には私の写真が掲載されているの…

ハート・ロッカー的な生き方

映画秘宝はおもしろい。 今月の記事はそれといって目玉もなかったけど、あちこちクスリと笑える記事があった。 〜略〜 (そんな、爆弾処理=ギャンブル的な人生に熱中している人は実在するのみたいな問いをうけて、) 本当らしい。この映画の技術顧問につい…

ぼくの好きなロゴ

ぼくは、今の勤務先に入社して最初に配属されたのが、ゲームのタイトルロゴや装飾を作る部署だったため、ロゴデザインに関しては経験が深いと自負している。結局3年で開発へ移ったから、期間としてはそんなに長くはないものの、相当な数のロゴをデザインした…

日本語が亡びるとき

長らくリクエストをしていた「日本語が亡びるとき」を読んでいる。 噂どおり、示唆に富んだ良書の予感。読み終えてしまう前に、途中で本を閉じ思い浮かんだことをだらだらと書いてみる。*1 ソファーや床などを移動しながらだらだらとしていたが部屋にもどり…