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道具

筋電義手のトレーニングをLEGOで行う(II)

───────9月10日に行いました、筋電義手トレーニングの続き。 LEGOの商品を選ぶ話が長くなってしまったので、分割しました。 ブロックはずしパーツって何? 今回、筋電義手ユーザーの二人には、このLEGOのブロックはずしを一個ずつプレゼントした。LEGOは組む…

ビックリ SUICA

週頭に東京駅でのモバイルスイカの挙動がおかしかったので三ノ宮駅で確認。 海浜幕張からモバイルスイカで乗り、新幹線の回数券で乗る際のスイカの清算ってどうするのかっていうと、2008年3月29日までは、スイカの清算をわざわざ改札でしてもらうか、端末が…

イメージと現実の差を埋めるために支払うべきものは

ぐい飲みをたくさん作りました。 子供の付き添いで、夏休みに近所の区民センターで開催していた一日陶芸教室へ行ったんですよね。 なんでもここ数年とても人気が高く、午前午後の部に分けてキャパシティを2倍にしましたが、それでも収容しきれず須磨とか近辺…

CEATEC JAPAN 2008

アジア最大のIT・エレクトロニクス展「CEATEC JAPAN 2008」を、初日に視察。 ゲストスピーチの英語はちょっとわかるようになった気がするけどまだまだ。観念して同時通訳を聞くと英語は全くわからなくなるな。わからんなりに努力して聞かないとダメっぽい。 …

限界を超えた領域

「零戦」と「フィルム」 どちらも設計された工業製品なのだが、設計の意図を超えた使用を見つけ出し、それを武器に日々の仕事に取り組む男達のお話。 零戦 坂井三郎氏は第二次世界大戦での著名な日本人パイロットで、著書「大空のサムライ」は世界的なベスト…

筋電義手のトレーニングをLEGOで行う(I)

友人の義肢装具士のマツバラさんに誘われて、筋電義手のユーザーさんに、LEGOを使ったワークショップを実施しました。 小学生の児童2名に夕方1時間半ほどのワークショップだったのですが、途中休憩を挟むのを忘れるほど集中してもらえ、それぞれが所定のモデ…

見逃しがちなアップグレードパス

昨今のデザイナー、特にぼくたちのように何でもやらなくてはいけないゲーム会社のデザイナーには、たいていのツールが一セットにまとまった「Adobe Creative Suite Production Premium」はとても便利。新人が増えるたびにこれを追加で買っていたんだけど、今…

HI2008一日目参加

traffic 大阪で開催のヒューマンインタフェース学会のシンポジウムに参加。去年のEC2007と同じ大阪大学コンベンションホール。どうでもいいけど、モノレールで「阪大病院前」まで行くより、バスで「阪大本部前」まで行ったほうがコンベンションセンターまで…

デンジャーゾーン

事故に遭遇 こないだのミッドタウン出張時にたまたま遭遇したんだけど、ミッドタウンの中央にあるエスカレーターで母親と上ってきた男の子がサンダルを詰まらせた。 すてん前向きに転んだ。 ちょうど下りかけだったのだが、気になったので、2〜3段駆け上が…

トラ技・付属基板

最近、マイコンの載っかった基板付の雑誌が多い。おそらくは2007年8月号のトランジスター技術がその嚆矢だった気がする。勤務先で定期購読している雑誌を見ているだけでも、Interface (インターフェース) 2008年 09月号 [雑誌]Design Wave MAGAZINE (デザイ…

ドレッドノートは終わったが

大きいことはいいことだ。 アラビア語の田中四郎先生からお聞きした話。 日本ではウォークマンとかより小さいものが評価されていた時代だったけど、砂漠の人は大きな機械を喜んで買い、小さい商品には見向きもしなかったとおっしゃっていた。商社の通訳か何…

立体視3Dアニメを観た

先週は芝浦にあるウェルツアニメーションスタジオさんにおじゃまして、開発中のオリジナル立体視3Dアニメ「アルトとふしぎな海の森」を拝見しました。 学会やメーカー展示会のデモプレーですと、立体視の機能を引き出すほどのコンテンツにはなかなか恵まれな…

弐種之廃番

MINI COLOR これ、懐かしいでしょう。 合計20色と、知らない間に蛍光色や金銀色まで使えてびっくりしていたら、何ともう廃番だそうです。すでにメーカーは生産を止めたそうなので、あとは市場在庫がなくなると同時に入手は基本不可能になるのでしょう。 サイ…

プロシードBAZEL

今日、椅子が届いた。 自虐的な残業続きが原因の頭痛で、冴えない頭を振りふり、ダンボールを開ける。 バラバラになった部品が無造作に積込まれている。 そうだ。組み立ては自分でするのだった。 組み立て自体は嫌いではない。学生の頃していたバイトでは、…

「照りうまキャップ」はどこへ行ったか

ちょっと前の話なんだけれど、結婚記念日に、景気よく神戸牛を買って来て、ホットプレートで焼きました。グラム2000円が半額で、そんな高価な肉を食べたのは家族全員が初めてだったので、それはラッキーだったのですが、いいことばかりは続きません。宴も終…

光学機器天国

ミッドタウンのおとなりさんはFUJIグループで、そこの一階に展示場があるのは知っていました。近いから見落としていたわけじゃない。縁がなかっただけ。 その日、昼食を外でとり帰り際に目の前にあったのでふと入ってみた。小半時ほど時間が空いていたしね。…

弐ツ之秘境駅

秘境駅というものを皆さんはご存知でしょうか? ぼくは知りませんでした。 ●Wikipediaより 秘境駅(ひきょうえき)は、山奥や原野など、人里から離れた箇所に所在する過疎地の鉄道駅を指した鉄道ファンによる呼称。もともとは、牛山隆信の作った造語で、「鉄…

弐台之旧車

1957MIKASA 1945年航空機製造の技術者たちが資金を持ち寄り創業した岡村製作所。オフィス家具製造で会社が安定すると、技術者たちは「動くモノ」への情熱を再燃させた。 国内初のトルクコンバーター。 戦後初の国産飛行機「N-52」。 そして国内初のFFオート…

LEGO社のプログラムが起動しないときに考えるべき事柄

それは、QuickTimeのバージョンのせいだった。 LEGO社のサポートがメールで教えてくれたように、常駐ソフトのせいでもなければ、ハードウェアアクセラレーターの設定のせいでもなかった。 もちろん、OSやDIRECT-X、バッチプログラムやドライバーの問題ですら…

マインドストーム

マインドストームと聞くとLEGO社のMINDSTORMSを思い出す人は、このブログの読者には多いと思う。いや、どうかな。案外、原典をご存知の方が多いのかなとも思う。なにしろ、「なかのひと」のアクセスログを見る限り*1たぶん3割以上が教育機関からのアクセスな…

バイオメガ社は存在した

何とbiomega*1という会社が地球上に存在していた。この調子なら、東亜重工*2もあったかもしれないね。それこそ、かつての満州とかに。あ、でも重工という会社名は高度成長期以降のイメージ。満州時代なら○○洋行とかそんな感じかな。 で、biomega社はデンマー…

スクラッピングのススメ

新人デザイナースタッフや、会社のスクールのゼミの生徒さんに、スクラップブックを作ることを薦めています。WEBでたいていのイメージが検索できる現代でも、スクラップブックを自分で作る意味はデザイナーにとって大きいと思う。以下理由を3つあげてみます…

右から左へ

普段右の腰につけていたポーチを反対側にしてみた。 このポーチには、社員証やIDカード、携帯電話、朝食のチケット、PiTaPaなどが入る。特に社内でフロアを出入りする際に必ず必要になるIDカードのために、マグネット付きのフラップをしょっちゅう開け閉めす…

正しく、フィルタリングできるか

子供が有害な情報にアクセスできなくするためのフィルタリングを求める声が多い。 だが有害と有用の区別をつけることは大変難しい。 人間にできることとコンピュータにできることは違う。何を基準に分別するか、運用の仕様を考えるのはたいへん難しい。コス…

コンピューターで何をするのか?

子供のころ、親にシャープのMZ-2000の購入をねだったおりに、よく出くわした質問だ。 その質問に立派に答えられるほど、当時のぼくに、充分な理由はなかった。ただ、たいそうな理由がなくても、グズル子供に仕方なく買い与えられたマイコン*1のオールインワ…

出会いは偶然

自分の子供に、プログラミングの基礎を教えること 地域の児童館の子供に、コンピュータの楽しさを伝えること 色々考えたが、両者はほとんど同じテーマだと思う。 そこで、息子のために考えていたプランを、児童館でやってみようと思った。

ご近所のよしみで

前回、自分の息子にプログラミングの基礎を如何に教えるかということを考えていた。 とりあえずSpyboticsを作り動かすところまでは行った。 その後、年始に、地域寄り合いの新年会の席で、同じようなことを頼まれた。 「竹の台児童館で子供たちにコンピュー…

レトラコピーHT

昨日、近所の竹の台児童館のマルオさんと、色々お話を聞いていて出た話題。 日々子供たちに向き合っており、パソコンを勉強する時間がなかなか取れません。 ところが、いつのまにか神戸市内の他の児童館が、竹の台以外全て、パソコンで毎月の「児童館の案内…

パーツ屋めぐり

「Z80をください。」 「もうCPUは入りません。」 そんな会話が聞こえる。 ここは日本橋の電子部品を扱うパーツショップだ。 日本橋とは言ったものの、実際には地下鉄堺筋線の「恵美須町」でおりた方がアクセスは良い。 東の電気街、秋葉原と同じく、今やおも…

WacomSmartScroll

ぼくの左手系サブデバイス遍歴の起点となる道具です。 まず、この入力機器は通常のトラックボールと大きく異なり、マウス、もしくはペンタブレットと併用して左手で操作することを想定しています。描画領域の拡縮、ペン先の太さ濃淡等の調整が、直感的に、つ…