北野☆工房のまち
以前、おじゃました「世田谷ものづくり学校」と同じく、廃校になった都心部の小学校を、地域の産業の拠点として再生している例が神戸にもある。それが「北野☆工房のまち」だ。ここはトアロードと山手幹線がクロスするNHK神戸のある交差点からさらに北へちょっとあがったところにある。
ちょっと仕事で用があったのだけど、それは早々に終わらせ、館内をご案内いただきながら管理人のキクチさんとお話をお伺いする。
昭和6年の建築。例によって3階が講堂。神戸の古い学校には3階が講堂という設計が実に多い。この講堂を見ていて、アサノ先生や情報デザインフォーラムの皆さんが進めている情報デザイン・神戸ワークショップの会場について思い出す。地下鉄で30分かかる田舎よりも、こういう街中の方が絶対にイイよね。しかも色々な工房とか異人館とか刺激的だし。
一方、先日科学館クラブの卒業発表を見に行った神戸青少年科学館の研究室もよさそうだった。ポートアイランドの南公園駅の近くにあり、30名くらいが定員。机もあって良さそう。ただ、使用可能かはまだお伺いしていないけど。
いずれにせよ、探せば、学生のワークショップに使えそうな施設はまだまだありそう。
あとは宿泊施設かぁ。こっちは結構厄介。
ちなみに、管理人のキクチさんに、アカデミックなワークショップでの使用についてお聞きしてみる。初老の方だったので、情報デザインとか、ワークショップとか、そういう単語を使わずにもごもごとご説明するとスパッと一言。
「あぁ、フィールドワークですね。」
うわぁ、わかってらっしゃる。お見それしました。
さらに色々教えていただきました。人の出会いとはありがたいものだなぁ。
●関連サイト
