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子供プレゼン


先日紹介した、義肢についての子供たちの発表が無事終わりました。
4年生三人組は、なかなか見事に「兵庫県立福祉のまちづくり工学研究所」の会議室で研究員の皆さんを前に発表をしました。研究員の皆さんは非常に歓迎してくださいまして、子供たちにも良い経験になったようです。ありがたいことです。


正直言って、あまり子供の面倒を普段から見ていないぼくは、今回子供たちがインターネットを駆使し、見学取材や図書館の本からなど多様な情報を集め、数枚の模造紙にまとめたのを見て驚きました。今回の研究は「総合的な学習の時間」の一環で行われたのですが、考えてみればこれって一種のワークショップになっているんですよね。「総合的な学習の時間」の授業は、ゆとり教育の代名詞として批判を浴びることも多いけど、「自分で考え、主体的に行動する能力」を養うという効果は確かにあるみたいです。
まぁ、ワークショップは失敗することもあるし、何よりファシリテーターの力量に大きく依存するから、実際の導入は言うほど簡単じゃないのでしょう。教員の業務の負担の増大については度々話もお聞きしますしね。教員にファシリテーションの研修とかしているんだろうか?


さて、発表後の歓談で、学校では他に点字バリアフリーを研究したチームもあったと聞いて、それはぜひ見たかったよね!と残念そうな研究者のみなさん。こうした学校での活動や研究が、地域で実際に働く人ともっと繫がってくれば、就職活動もあんなにマニュアル化しなくても良くなるのになぁと思いました。ぼくもそうだったけど、学校と企業の分断ってすごく大きい。あれってストレスだよね。

○義肢について

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