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出会いは偶然

  1. 自分の子供に、プログラミングの基礎を教えること
  2. 地域の児童館の子供に、コンピュータの楽しさを伝えること


色々考えたが、両者はほとんど同じテーマだと思う。
そこで、息子のために考えていたプランを、児童館でやってみようと思った。


会社の同僚で、色々親しくしてもらっているプログラマーにも、駅から出ているバスで隣の席になった折に聞いてみた。

「最初に入手したコンピューターてなんだったの?」
FM-7ですよ。」
「コンピューターの勉強ってどうやってしてたの?」
「当時は回りに本当に情報がなかったんで、何もないところから、自分で必死に探して、ひとつづつって感じでしたよね。家にコンピューターがない子は電気屋に一日中いて、フロッピーだけ買って、触らせてもらってました。」
「そうそう。そういう時代だったよね。で、プログラミングってどうやって勉強したの?」
「独学ですよ。ここがこうだったからこっちもこうなるはずって感じで。」
「うんうん。なんかよくわかるよね。」

彼もまた、ロジックのみを武器に、荒野を一人で歩んできたのだ。*1
やはり、考え方のアーキタイプが形成されていれば、ほっといてもあとは自力で進んで行く。問題は、そのアーキタイプを、いつ、何をきっかけに、どうやって形成するかなんだ。おそらくそれは、子供の頃の環境に大きく依存するものなのだ。
たぶん、子供たちにとっては、今、しかないのだ。


そんな折に、垂水のクリックブリックへ2008オリジナルモデルコンテストのLEGOのクマを納品(このエントリーを参照→)に行ったら、MIND STORMES RCX2.0が箱つぶれで半額で売っていた。


「やや。まさにこれはおれに買えといっているのか。天啓!」


で、ピシャリと、クレジットカードを切り、ポリスのコンサートへ行くのには重すぎる荷物だったので宅配便で自宅へ、はい郵送。どうか、壊れませんように。
1998年の発売から、はや10年。今頃になって、ぼくの手の中に転がり込んできたのである。
いや、当時はすごい欲しかったんだけど、なかなか買えなかったんだよな。

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*1:仕事で頼りになるのはこういうタイプ。