正しく、フィルタリングできるか
子供が有害な情報にアクセスできなくするためのフィルタリングを求める声が多い。
だが有害と有用の区別をつけることは大変難しい。
人間にできることとコンピュータにできることは違う。何を基準に分別するか、運用の仕様を考えるのはたいへん難しい。コストがかかる。結果、公式ページ以外は全て不可みたいなことになる。*1
それだと多くの有用な情報から隔離され、子供たちに競争力がつかない。今以上に考える力の薄い子供を大量生産する気がする。
必要なのは、無菌室ではなく、菌への耐性であり、有用な菌の見分け方や、活用法を身に付けることなんだ。
チーズや納豆、日本酒は美味しいよね。
■MEMO
かつて不要な資料をいかに廃棄するかを目的に「超整理法」という本がヒットした。私も当時要らない封筒に一生懸命資料を入れてみたけど、結局現在は有用か不要かの判断は保留にしてネット上に全てのデータを置く方を選んでいる。
図書館にマンガを置くようになった。個人的には違和感。エンターテイメントはタダだったり理解されるとダメになっていくような印象。
何か事件があると、ゲームが原因として取り沙汰される。現場はウンザリ&ガッカリなんだけど、叩かれているうちが産業としてはまだ華があるってこと?
成熟と衰退はワンセットだしね。