キース・ヘリング展
打ち合わせがてら、表参道にあるars galleryを待ち合わせ場所に指定させてもらう。
相手のHIROC氏は高校の同級生*1で、正しくキース・ヘリングの成功と死をリアルタイムに経験した仲である。
そもそも、こうしてキース・ヘリングの作品を懐かしさと共に振り返る日が来るとは思わなかった。
かつて80年代には60年代や70年代が一種のイコンとして語られた*2ように、2008年の現代、彼のように時代を代表するアーチストとその作品を理解するために、当時の状況と共に80年代や90年代を俯瞰する、といったことがおそらくなされているのだろう。それは、ひどく当然ではあるが、やっぱり少ししんみりとした気分にさせられる。
キース・ヘリングが今生きていたら50歳。
行き方より、死に方を考えるようになったと、同行者はつぶやいた。
まだ、少し早いよと思いながら、体力の衰えを日々感じる。
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