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パソコン・ロボット2日目

2日目のテーマは「運動会」

構成は下記

  1. レース
  2. バトル
  3. 障害物競走(予備・実施せず)

実施報告

レース

角を曲がれない子もいるが、盛り上がった。


バトル


うまく動かない。
プログラムかメカの問題か良くわからない。
子供たちに勝利条件が明確ではないので表彰できない。
もっとテストしておくんだったと反省。


それでもレースの結果などから買ったチームを表彰!
商品はジュース。鉛筆とかの方が良かったかもしれない。


ビデオも撮っていました。

参加年齢の問題

バトルは、撃つというアクションがひとつ増えただけなのだが、見ていると1年生が操作にまごついている。1年生が楽しめるということを基準に考えると、3日目のプログラミングは再考が必要。
まさか自分が「理解の底辺に合わせることで、全体に低いレベルの教育」を実施するとは思わなかった。志とサービスはトレードオフなんだろうか。
1日目に1年生を増やした事で問題が拡大してしまったんだよなぁ。

2日目の振り返り

  • 点数計算&表示をエクセルで行い、プロジェクターで映そうとしたが、例によってノーパソが固まった。マルオ先生が紙に書いて集計し、黒板(実に良いサイズの黒板があるのだ。)に記載してくださった。というか、この規模だとそっちのほうが正解。何でもデジタルが良いってわけじゃないよね。
  • バトル「レーザータンク」は、テストプレーが不十分だった。最初の導入がわかりにくく、点数を競うレベルまで行かない。そういう意味で後半は失敗。大勢でワイワイやれるほどspyboticsの精度(ソフトもハードも)が高くないのも遠因だが、もっとうまい運用はあったはず。反省。
  • spyboticsの赤外線リモコンが3チャンネルしかないため、2日目は3チームに編成しなおして実施したのは正解。それでも、余ったマシンを触る子はおり混線問題は発生した。あまり厳しくしたくないしなぁ。

感想

腹ばいではしゃぎまわって遊ぶ子どもたち。
みんな、満足そう。
やって良かった。

Spybotictについてのメモ


これをキチンとまとめようとしていてエントリーを一年以上アップできなかった。
blogなんだしもっとラフにアウトプットすればいいのにね。反省です。

  • 表記:「Spybotics」頭文字のみ大文字であとは小文字
  • 設計上の問題:左右のモーターの回転方向が違う時、非駆動輪(前輪)に回転方向に対して垂直に力がかかる。非駆動輪がゴムタイヤだと滑りにくいのでカーブできない。Gigamesh G60とTechnojaw T55がプラのタイヤを選んでいる理由がわかった。Snaptrax S45 Gigamesh G60+はキャタピラや特殊車輪で両方とも前後が連結しているため問題にならない。デファレンシャルギアでうまく空転させればいいんだけど、このセットはシンプルが売りだしな。

  • 開発背景:旧MINDの安価な普及版。もっと書きたいが今は省略。
  • メカ部分:ギアによる減速は本体内部で処理。
  • 素材の質の低さ:廉価版ということからこのキットのプラ素材の質の低さは特筆すべき。本来のLEGOにはあるまじきクオリティと思ったけど、その後もこの手のペラペラプラは増えたしな。「本来」でなく「従来」だね。
  • インストラクションがCD-ROMであること:廉価版ということで印刷物を省略していること以外に、コンピュータを使った遊びを積極的に行っていくという趣旨があるかと思う。CD-ROMはXP対応。

  • ハード部分:赤外線LEDとかね、色々あるんだけど省略。今後です、今後。
  • RS-232コネクター:レガシー。CD-ROMがXPということよりここが一番のネック。変換コネクタを入手しテストしなくちゃね。
  • 電池について:単三3本と単四3本は、基板稼動には最適なんだけど、揃えるにはけっこう半端で面倒。電池はけっこう食います。
  • ソフト部分:うーん。まぁ、がんばっているなぁという感じ。けっして使いやすくてスゴイ!というレヴェルではない。けど、工夫すれば色々できそうです。

  • 段階的なミッションの設定:ゲームに慣れることを意図しているんだろうけど、不適切。急に難しかったりする。
  • 多彩な拡張性:NGCなどユーザーグループが開発した言語により、プログラミングが可能。ただ、本体内の2つの赤外線センサによる位置検知など、まだわからない点が結構あるんだよね。会席する人ももういないだろうし、自分でするしかないのかな…。
  • インターネットの活用:積極的。新しいミッションの追加DLや、個人認証によるインターネットランキングは当時としては進んでいるほうだと思う。LEGOは本当にコンピュータ技術が昔から好きなんだよな。ランキングは既にサーヴィス休止。LEGOはここら辺の割り切りがしっかりしている。プロはこうでなくっちゃね。
  • どうしようもない遊び難さ:があるんだよね。かなり遊び倒した人がついて、導入を手伝ってあげないと、子供だけでは遊べないというのがぼくの結論。でも、ちゃんと導入さえすれば、値段以上に遊べる極めて可能性の高いおもちゃだと思います。
  • 発売時の評判:価格が高い。(内容を考えたら1万円代は正当だと思うんだけど。)ショボイ。で、投売り。悲惨。
  • 現在の入手性:時々ヤフオクで。1体3000円〜1万円程度。ワークショップ直後は急騰した。竹の台のヤフオク率の高さを思い知ったよ。(笑)
  • 私的な感想:デジラでコアユニットをたくさん買っておいてよかった! デジラで箱買いしとけばもっと良かった!w

当初の予定についてのメモ

2日目は、当初の計画では、GUIをやりたかった。
Spyboticsに付属のソフトウエアは、GUIでミッションを記述できるようになっている。

このワークショップを計画していた春先には存在していたLEGO Groupのspybotics公式サイトがここ数日確認したら見事に消えている。ので説明が長くなるがお付き合い願いたい。←書く暇なかった。
http://web.archive.org/web/20070328084327/www.lego.com/eng/spybotics/needflash.asp
http://spybotics.lego.com/smart/savadata.asp?l=jpn&n=0031003100390030003800300037&r=313139303830373b323b313b303b303b303b303b30
http://web.archive.org/web/20061017135240/www.lego.com/jpn/spybotics/default.asp?x=x&bhrf=http://www.lego.com/eng/spybotics/default.asp?x=x

  • ソフト構成の説明
  • ゲームの問題点
  • ゲームを作るセンスの件
  • これはゲーム作りの良い訓練になる  かもね

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