デンジャーゾーン

事故に遭遇

こないだのミッドタウン出張時にたまたま遭遇したんだけど、ミッドタウンの中央にあるエスカレーターで母親と上ってきた男の子がサンダルを詰まらせた。

すてん前向きに転んだ。

ちょうど下りかけだったのだが、気になったので、２〜３段駆け上がり様子をみる。
幸い子供に怪我はない。
サンダルの状況を見ると、右のサンダルが緒の部分までバッサリ食い込んでいる。エスカレーターの本体側の歯でスポンジが酷く削り取られている。これは酷い。手ではずせる状態ではない。
付近に係員を探したが見当たらない。
２〜３分で係員がやってきた。比較の対象を知らないので早いのか遅いのかわかんないけど、怪我をしていたらと想像するともっと早くてもいいよね。

エスカレーターの黄色い線

まぁ、ただそういう話なんだけど、話題のゴムサンダルだと、容易に脱げず、足がゴムに挟まれたまま巻き込まれるのを想像して痛くなった。

ところで黄色いラインについて、良く見ると、実は色々なパターンがあることがわかる。

1. ステップ全周に黄色い線
2. ステップの三方に黄色い線(内側に線ナシ)
3. ステップの三方に黄色い線(外側に線ナシ)右上図はこれ。

この3は下るときも、上るときも、エスカレータに乗っている間左右に横切る黄色い線が見えないのが問題だと思う。
3に関しては黄色いラインはすべてのエスカレーターで引きなおしてもいいんじゃないだろうか？

関係はないんだけど

もちろん一辺をひかない理由はコストなのかなと思う。
実はゲームデザイナーもテクスチャー容量を節約するために、同じ様なことをしているのを思い出した。
例えば、こういう黄色い十字が並ぶ模様を画面一面に出したいとき。

黄色い十字一個のテクスチャーを作って一面に敷く。

こんな感じ。

一方でその1/4のサイズのテクスチャーでも同じことが可能です。*1

ね、ちょっと似てるでしょ。あんまり関係はないようなんだけど。
でも、タイルそれぞれが動くと全体の絵は崩れてしまう。
十字が見えなくなってしまう。ゲシュタルト崩壊。
エスカレーターはちょうどそういう状態にあるんだね。

*1:そうなんだけど、これだけ模式化してしまうと一目でこっちを作る人の方が多いかも。実際はもっと複雑な模様から切り出したりもするんですけど。またこうする理由は、ほとんどがワーキングメモリー(V-RAM)の節約。最近はそこまでシビアじゃないけど、習慣で探しちゃいます。