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独特の偏り

BECKを同僚のプログラマーに読ませた感想。
「あの時代を生きていた、独特の偏りがある」


80年代の後半、ゴリラーマンとAKIRAがやっていたころのヤンマガは、ぼくたちの高校時代を彩っていて、確かに独特な偏りがあったよなぁ。


それにしても9年の連載は長い。


本人のいうとおり、最初のグレイトフル・サウンドの後が終わり時だったとは思う。ただ、その後でしか描けなかった事も確かにある。


ぼくがBECKを読み始めたのは単行本で15巻が出るかでないかの頃だったし、20巻を過ぎたあたりからコミックを買わなくなっていたわけで、ヒートしていたのは1年程度。飽きっぽい。そんなに忠実な読者であったとはいえない。連載の最終回も仕事が忙しければ見逃す程度だったわけだし。


それでも、今日は8時半には会社を出て、駅前の本屋で最終巻を買うと、夜道の電灯で歩きながら早速読み出した。

BECK(34) <完> (KCデラックス 月刊少年マガジン)

BECK(34) <完> (KCデラックス 月刊少年マガジン)