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京都五条烏丸「吉田」再訪

BiVi京都二条

勤務先の所属部署で開発中のアーケード・ゲーム機が京都でロケテストをすることになり、久しぶりに京都まで行ってきました。ロケテストに関しては下記関連エントリーを参照してください。


今回の場所は「サードプラネットBiVi京都二条」。サードプラネットさんは、清潔な店舗と丁重な接客で店舗数が伸びているとたいへん評価が高いロケーション。ただ、わたしは行くのは今回が初めてです。実際に行ってみると、JR二条駅のロータリーのすぐ横と、交通アクセスは万全。かなり巨大な建物で、他に「TOHOシネマ」などが入居しているようです。店舗は2階全てがサードプラネットで、とても広い。


最近はこういう大型のアミューズメント施設が増え、我々が子供の頃から慣れ親しんだゲームセンターはどんどんなくなっているとの事。場所が変われば置く物も変わっていかなくてはと実感します。
店舗が大きい分、サーヴィスが行き届かないかというと、全くそんなことはなく、むしろ組織的にボタンの交換や、スコアラーのランキングをプリントアウトしてフォルダーに綴じるなど、こと細かで行き届いた印象。お客さんが多いのも頷けます。


吉田

ぶらっと1時間程度見て回った後、同僚2名と晩ご飯を食べに出発。何かこっちが目的っぽいけど、まぁ休日&私用だしね。それに、良質なアウトプットには良質なインプットが必要なのだ!うん。理論武装は完璧。
わたしにとってはたいへん目新しい地下鉄東西線*1に乗って、五条烏丸へ向かう。ここは以前、情報デザイン教室の浅野先生が京都に来られた際に教えていただいたお店。

京都では希少な、
屠殺の匠の手によって選び抜かれた
黒毛和牛・極上ホルモンのみを
使用した本日の肉料理、

と、いうことです。いや、すごいね。若い人がやっているお店なんですが、文化と歴史の重みと継承を感じます。


まずは刺身でスタート。
「和牛薄切り生レバ刺し」「和牛芯タンユッケ」「和牛生ミノ炙り刺し」。

生レバはごま油か塩で食べます。わたしは塩がオススメ。噛むたびに味が驚くほど変化します。塩で味が引き立つのか、甘みがあるんだよね。
芯タンは牛の下の根元のあたり。一切れが大きく、締まった肉質、濃厚な味。口中に漂う香りに圧倒されます。
ミノはとてもきれいな白。ふしぎな食感です。ポン酢で野菜を添えて食べます。


いよいよ、焼き物へ。
写真、手前から反時計回りに、「和牛芯タン厚切り」「和牛クラシタ厚切り」「和牛フランク厚切り」


芯タン厚切りはさっと両面に焼き色をつけて。先ほど食べたユッケとはまた違った、野性味あふれる味わい。


クラシタは鞍下という意味で、背中の一番美味しいところらしいです。分厚くて深い味わい。まさに牛肉。


フランクはバラで、霜降りがたくさん入ったところ。非常にジューシィーです。何か書いていて生唾が出てきた。


そうそう野菜焼きを頼むのを忘れていました。前回はパプリカがみずみずしくて甘みがありおいしかった。*2朝取れ野菜って書いてあるのでやっぱり京野菜なんだろうね。
最後は「〆の肉茶漬けセット」で。梅の酸味がさっぱりしていておいしいです。お茶を飲んでおしまい。

そして二条駅

久しぶりに行った二条駅ですが、いつの間にか高架になり駅周りもキレイになって驚きました。
昔、国鉄時代は操車場みたいな車庫になっていて、赤く鉄錆にまみれた貨物車両がたくさん留めてある、お気に入りの撮影スポットだったのを思い出しました。どうせ探し出してもガッカリするようなフィルムなんだろうけどね。

関連エントリー

●参考サイト

*1:数年前に比叡山に行くときも乗ったけど。

*2:パプリカは生野菜と五年貯蔵味噌だった。行く前にもっと良くブログを見直すべきかもしれない。