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エンディングが素晴らしい

2010のGWに書く。どんな映画を見に行ったのかについてメモ書き。観た後は色々書きたいが故に書けないんだよな。今ならラクチン。

杉浦康平さんのトークショー 「壽字爛漫」が青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山であった。
昨日は内田先生のご自宅で遅くまで忘年会があったので、1時からで良かった。神戸からだとギリギリになったけど。眠い。終わった後、夕方からTOHOシネマズ六本木へ。


最近は、全くPIXARのアニメーションムーヴィーを観に行かなくなった。ジブリも行かない。何か慣れちゃったというか、飽きてしまったような気がして、わざわざ行くのが億劫になる。行けば行ったで多分楽しいのだろうけど、誰かに背中を押してもらわないと難しい。


今回背中を押してくれたのは、首藤剛志さんのblogだった。首藤さんは、私が子供の頃とても熱心に見ていたアニメーション作品のいくつもの脚本を書いていた。
最近ネットでいくつか文章を読む機会があって、昔のことを思い出す。
首藤さんはウォーリーのシナリオをたいへん評価していた。


ウォーリーについては映画秘宝の記事も面白かった。デストピアとしてのウォーリーの世界設定。そして、初めて全編にわたり、本職のキャメラディレクターをおいたという記事もたいへん興味深い。(3DCGは伝統的かつ現実的に実現可能なキャメラワークを常に拡張してきたが、それが人間の視覚として常にバランスが取れていたとは言い難いのだ。)


内容は良くできていて、ハラハラドキドキしたし、2人(人工だけどな)の心の繋がりには感動する仕上がりになっている。
そして何よりもエンディングが良い。このヴィジュアライズにおける人類の歴史は、制作者たちの描くことへの愛と自信を感じる。


そして、ウォーリーは多分LEGOでたくさん作られるだろうなぁ、と思ったが、本家本物のデザイナーまでもが作るとはね。(右上写真)

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