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ナノブロック・レビュー


新年です。
昨日、早起きして作ったダイヤブロックの新ラインナップ「ナノブロック」のトップバナーでご挨拶。このためにわざわざ買っておいたので作れて良かった。
一応、正確を期すために述べておくと、地面はLEGOで、背景はレザックです。ハイブリッドですな。


「ナノブロック」は、指先に対してあまりに小さいので、思うがままの速度で、自由な組み立てがしにくい点を、おもちゃとして懸念していました。


実際に触った印象は、やっぱり小さい。卓上スタンドの明かりをつけないと、指先が見えなくてきついんだけど、模型を作るときに照明は欠かせない歳なんでこれは仕方ないかな。
勘合はぬるっとした印象。通常のダイヤブロックに近い。ただ1×1ではあまり大きなものは保持できないと思います。右前足は縦5個1×1を繋いでいるんですが、これくらいならOK。一方1×1の丸ブロック(ひずめと見えにくいけど尻尾)は勘合がキツメ。丸いのでまわしながら抜くこともかなわず(小さくて本当に力入らないんです!)、リボプライヤーの出番となりました。いや、ホンツト、リボプライヤーは必需品だよね。右手左手用に2個ほしいな。
いずれにせよ、このシリーズでも巨大なものを作りたい人はいると思うのでここら辺は事前のテストが不可欠かと。


LEGOで詳細な(当然全体としては巨大な)モデルを作ると本当に大きく、そして重くなります。いや、本当に重いんだよね。あと、有形ブロック思想はいいんだけど、立方体を組み上げるだけのプリティブなビルドに憧憬を感じる諸氏の方も多いかと。そういうちょっとエルダーな方には面白いおもちゃかもしれません。手元を照らす灯りとリボプライヤー、そして整理された作業机(落としたら探すのがタイヘン!)が必要なのは、そういう人はすでにご存知でしょうしね。


そうそう、ここら辺は好みの問題ですが、ぼくは例によってトレーに整理。1×1は小さいので手前の底にRがある部屋に入れないと取りにくいのです。だいたいこの整理にいつも時間がかかります。
あと、奥のプレートが標準品。これを使って組めばドッツみたいなこともできますね。
ちなみに今回は1×2をメインで使いました。


あと、ダイヤブロックを使っている方はよくご存知だと思うんですが、1×2と、2×2の1×2部分は、下部にピンがありません。つまり、LEGOでいう「半ずらし」どころか、1/3ずらしや、つまるところ、1/nずらしがレギュラーブロックのみで可能なのです。今回は体幅を3ポッチ、頭を2ポッチにしたので、両者の接続部や、足の接続部にこの1/nずらしの手法を使っています。LEGOで同じことをやろうと思ったらちょっとひと手間いるんですけどね。勘合は若干不確かな印象になりますが、さすが国内で作っているだけあって安定感があります。


そんな、レビューにもならない簡単なコメントですが以上「ナノブロック」のご紹介でした。大人向けなら十分”あり”な商品です。止めたほうがいいなんていっちゃってゴメンネ。老眼になってもがんばって遊びたくなる、ボトルシップ的マニアックさがありますよ。いったん出したら作り続けて欲しいな。(熱望!)

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●参考サイト

ナノブロック モノトーン

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ナノブロック スタンダード

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ナノブロック ダークトーン

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ナノブロック 戦艦 大和

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ナノブロック 航空母艦 赤城

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赤城かよ…。シブスギ。