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続々.Sで2次元バーコード

そもそも、昨年の年末、木村さんのblogで色々な2次元バーコードが紹介されていました。

色々あって楽しい。


ただ、これらは結局のところ、バーコードリーダーがないと使えない。
もちろん専用のバーコードリーダは売っている。
レジの入力みたいなヤツや宅配の人がピッと入力するような携帯式のヤツ。
USBでパソコンに入力でき、エクセルに数字を入れていったり、自分でシステムに組み込んでいくことだってできる。
アニメーション制作のワークフローで封筒にバーコードを印刷し管理するという話を聞いて、それは便利そうだなと思ったっけ。
もちろん普通のカメラと画像解析プログラムでも似たことは可能だとおもうが。
そういえば、LEGOマインドストームにだって、一次元バーコードを読むっていうレッスンがあった。


話が激しく脱線した。
で、誰でも持ってそうなバーコードリーダーとそれを動かすソフトウェアのシステムってことになると、QRコードと携帯を使ったシステムってことになる。


どうでもいいけど、カードゲームのバーコードを必死に手で書いて、レアカードとしてゲーム機をだまして喜んでいたヤツがいたっけ。
こういうハッカー魂というのは、開発者にとって必要不可欠なものだと激しく思う。(ひとに迷惑をかけないうちは。念のため書いておく。)
プリントアウトやモニターに写すんじゃなくて、2次元バーコードを鉛筆で書いたりするのって、とても良いことだと思うんだよ。


という長い長い振りで、ぼくの場合はおもちゃ好きなんで、ドッツを使ってバーコードを作ってみた。そう。ただそれだけ。作りたかっただけ。
七草粥に間に合うようにアップできてたいへん嬉しい。

これくらい斜めでも読み取れました。


まず、バーコード制作ツールを色々といじってみる。QRコードは21×21が最小という仕様らしい。(バージョン1)
これ以上となると、25角や29角が作れるんだけど、手持ちのピンの数の制限があるし、そもそもこれ非常にめんどくさいので、可能な限りミニマムに行こうと思います。


バーコードは白黒が1と0何だけど、当然それが2進法でアスキーコードに相当するというわけでなく、何らかのデータ群とチェックコードが内在しているようだ。データ群は冗長というか復元率に差があるらしい。


復元率によって何文字くらい入るかテストしてみる。
レベルH30%復元で21角四方に入る文字数(ざっくりなんで参考程度で)

  • 数字16文字
  • アルファベット10文字
  • 半角カタカナ7文字
  • 全角3文字

レベルM(15%)だと

  • 数字34文字

レベルL7%復元で

  • 数字41文字

実用性を考えるとレベルM以上らしい。


今回は真ん中に絵を入れたので自動的にレベルHになってしまった。21角だとあんまり入らない。

それと、真ん中の絵の周りは、ふちを付けないと認識度がかなり落ちてしまうようだ。↓これが失敗品。

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