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テープ テープ テープ

気づくと、地元のナガサワ文具店にマスキングテープのラインナップが増えていた。ここはけっこう変ったものを突発的に置いたりするので侮れない。
そういえばパントリーでも「御当地ラムネ」の特集をやっていたし、どこに行かずとも興味のあるものは向こうからやって来てくれるような気もする。フランスからピンポイントで輸入されるチーズコーナー*1があったりして、西神中央はたいへん恵まれた土地柄だ。


マスキングテープは、画板を自作するために使った。画板とは、四つ切りくらいの紙が挟めて、美術学生が脇に抱えてうろうろするようなものなのだけど、さすがのナガサワでもこれは取り寄せになるらしい。今回は少しコンパクトなちょうど良いサイズの物が欲しかったので自作することにした。ふちの処理に布テープのようなものを探したが良い色のものが見つからなかったためちょうど売っていたマスキングテープにしてみようと思ったのだ。


もう少しあでやかな色もあったが、作業中に目の邪魔にならないようにという妻の助言を素直にきいて、ねずみ色を選んだ。いや、いつもの色なんですが。
ありあわせの材料を切った張ったした割にはきれいに仕上がった。肩掛けは麻紐を三つ編みにした。人差し指に先端を掛けて三本の紐を三つ編みしていると、20年以上前の手の記憶がよみがえる。ハトメもちょうど良いのがあった。こういう小技が決まると自作でもまぁ見れるものになるような気がする。


ところで、テープの類は個人的に好きというか、家の中にたくさん種類がある。文房具って楽しいんだよね。
写真左奥にあるPermacelテープは撮影の現場でよく見るのだけど、クラフトでも便利なので重宝している。でも値段が相応なんだよね。


高校のときに買った画板は汚なくなり、絵にあんまり希望を持てずにいた10年前くらいに捨ててしまっていたが、こうしてまたデッサンを始め、画板を使うことになるとはおかしな気分である。

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●参考サイト

*1:現地のバイヤーも西神中央のパントリーを知っているそうである。不思議な話だ。