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片手取り

新緑が日々濃くなっていくようですね。
芦屋は毎週なので、体育館前の並木の変化を楽しめます。西神中央公園もシロツメクサが咲き始め、朝露が曙光に輝くせいか少し離れてみると銀の絨毯のようです。
さて、今週は古橋さんかなと思ったら、呼吸法の前で内田先生が来られました。
基本的な逆半身片手取り。

  • 五つの入り方。
  • 歩み足。足裁きは丁寧に。踏み変えは少なく。
  • 同じく、切るが手を残し回りこんだ後で相手を後ろへ倒す。
  • 同じく、後ろに回りこんで二人羽織みたいになる。その後、残した手で上と同じように後へ倒す。
  • 入身投げ。上記の最後が異なる。いつものやつ。
  • 籠手返し① 手を切って相手の後へ回り込み、転換で支えた手を籠手返し。?それとも取らせて転換し手を握り替えて籠手返し?忘れた。今日の流れだと後者かな??
  • 籠手返し② 取りは手を取らせる。一.転換で相手の斜め後へ回り込む。二.取らせた手を捻り外して後に引く。このとき前の足も同時に後へ。同時に反対の手で相手の手首を取る。三.引いた手を戻す。もう一度籠手返しの手で相手をの手を取る。手さばきはすべて上丹田前。このとき足はそろう。四.もう片方の手をさらに親指を守るように動かしながら足を引いて投げ落とす。
  • 籠手返し③ 取られた手を縦にあげ、下から取ってすぐに投げる籠手返し。足は転換せず、反対側へ踏みかえる。

────籠手返しなど相手を後向きに投げやすい技でも、受けは投げられるとき少しでも前回り受身をしようとするべきとのこと。なぜなら前回り受身はワンモーションで起き上がって次の攻撃に入ることができそれだけ生き残る可能性が高くなるから。つまりは受身をした後は、すぐに立てと、そういうことだと思いました。

  • 四方投げ① 裏と表。表の入り方がだいぶわかってきた気がする。後ろ足を前に出しながら、取られた手の側面で相手を袈裟に切り落とす。ガイバーとかカーズ様とか肘から刃が出ているイメージ。切り落とす際にもう一方の手を添えて、しっかり相手の懐へ入る。相手の手は両手で剣を握るよう持ち、振り向きざまに正面の仮想の敵をまた切り落とすように相手を投げる。
  • 四方投げ② 上記を転換で入る。転換をする際に取られてない方の手で相手の手を取る。後は両手で相手の手を剣に見立て、下から切り上げるようにして相手の肘を伸ばしきり、そこに入りまた正面の仮想の敵を切り落とすように投げる。最後は足を引くかな?ほらおんなじ。
  • 四方投げ③ 正面から入る。取られる前に一重で相手の外に交わし取りに来た手と肘を両手で押さえる。90°直交した体の上体を捻る力を利用して、相手に密着しながら、手を折込み、自分の手首を固めがっちり重心をかけて下へ落とす。
  • 一教 片手取りですが、取る側は斜め後に下がる際に、片手で処理する練習。手を上丹田前に構えておいて、そこめがけて相手の手を直線で入れる。回転でなくひねってかえす感じ。

────うまい人は当身もきれいに入るし、手の裁きも背中側からぎりぎりのところを回して本当に地べたに倒れざるを得ないよう導かれる。 裏も同じ。ただ手を押すのではないんだな。当然だが。

  • 二教① 久しぶりの片手取り二教。外側に同じ幅で移動。足は前から。その移動と同時に、受けの手を鎖骨にあてる。今回わかったのだけど、鎖骨にあてるので肩が萎縮しがちだけど、肩は広くひろげ力を抜くこと。プレーンな感じ。二教の手は親指をしっかり決める。重心はかけるが握力をぎゅっとというのは違う。ポイントさえあえば、実に小さな力で受けは沈む。手刀も同じ。肩の力を抜いて、ポイントを正確に把握し、遠くのものに作用させるように体位を少し動かす。大げさな技ではないんですね。
  • 二教② 受けに手を取らせて側面に入り込みながら、手を二回回転させる。二周目で反対の手を使い二教の押さえに入る。足裁きは常に最初と同じ方向への回転。表の入り方がいまいちわからなかった。あったのかな?
  • 内回転投げ① 転換。手を振って入り口を作りながら当身。できた入り口を通って懐に入って回転し、足を前に出して投げる。
  • 内回転投げ② 転換。手を振って入り口を作りながら当身。できた入り口を通って懐に入って回転。ここまでは同じ。相手の頭を下に押さえ込み、斜め後に体を寄せるように少し回り込ませて前へ投げる。もっとタイトな入り方もあったと思うけど、今回はこれだったと思う。

────(これは〝外〟でなくて〝内〟でした。(2009/05/04))

  • 呼吸投げ 片手で投げる。転換せず、投げる際に後の足を前に出して重心を移動させる。受けてに手を取らす際に、足を引くとタイミングが取りやすい。
  • 天秤投げ 手を切って、転換して相手の脇に手を入れて投げる。
  • 呼吸法


だいぶ体が動くようになってきたし、3時間持つスタミナもついてきた。「慣れてきたときに怪我しやすいので、注意してくださいね」先輩からのありがたいアドヴァイス。しっかり柔軟をしよう。