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LEGO 4X4 NamePlate"KA-TA-KA-NA"Font


会社から帰ってきて寝るまでのちょっとした隙間に、コツコツと作っていたLEGO NAMEPLATEのカタカナが一式できたのでご紹介。


もともとは、こういう商品。*1デンマーク製ですが、デンマーク語ではなくて英語のアルファベットというのがグローバルカンパニーってとこですね。



でも私は日本人なので、早速日本語を組もうというわけ。まずは線や画数が少なく、直線によって構成されることから「カタカナ」にチャレンジ。
右はその習作です。

  • アルファベットに倣い4×4ポッチを基本とする。
  • 1/4・4×4のラウンドパーツの使い方がキモ。「ミ」とかはこのパーツならでは。
  • 「シ」「ツ」「キ」「テ」「モ」など色違いで隙間をあらわしてみた。
  • 「ネ」「ヌ」「メ」はけっこう厳しい。


ここからは、デジタルなドット処理ではなく、いかにもLEGOらしい技法。まぁ御法度気味かなぁ…。

  • 「タ」は、横棒の処理に困り、1×1のラウンドパーツを半ポッチずらしてはめる。
  • 「ラ」に至っては、1×1のラウンドパーツを半ポッチずらしてはめた上に1×2のブロックを乗せた4.5×4サイズ。
  • 「チ」も同様の手法。さらにこの1/4・4×4のラウンドパーツは、裏ピンがないので、位置決めが自由という素晴らしいパーツ。でもこのパーツ、来年から廃番だそうで…*2
  • 「ネ」はギブアップ。5×4になりました。


色々な異字体も制作途中ではできます。うまく行かないもの、先の見えないもの。当然こういうのが一番楽しいんだよねぇ。


さて、次はひらがな。カタカナより、ハードルはかなり高い。現在試行錯誤中。*3「あ」なんて最初から泣かされます。
半ドットずらしで浮かせれば、かなりフリーダムに組めるんですが、極力、基本のポッチにすりあわせたいところ。


カタカナと同じで、「ぬ」が手強い。でも、ひらがな全体としては、想像していたよりは不可能ではないんだよなぁ、実際にやってみると。これなら漢字もそこそこいけるかもと、野望をムダに燃やしているのだった。

関連エントリー

*1:国内での入手はクリック・ブリックというLEGOの専門店で期間限定で入手。残念ですが普通には入手できないみたいです。

*2:裏面が変わるらしい。mumuさんのかわレゴ経由情報。http://www.legodiem.com/?p=800

*3:半ポッチどころか、角度を10°動かしただけで、形が見えてきたり、消えてしまったり。ゲシュタルトの認知を体感できる、きわめてデザイナーの感性や技術を訓練する行為なのです。と、いって、最近では勤務中に集中力が落ちたときにひらがなをいじってます。w だってスゲー忙しいんだもん。