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無意識を鍛える

先週、あるTV会議で相手先の接続を待っているとき、同席した同僚と雑談をしていた。
そのとき、会社のIDカードを社員証を別々に持っているから、なんだか汚れてきた、という話をした。
「だって、いっぺんに落とさずに済むじゃないですか。」
と、ぼく。
「いや、どちらを落としても怒られるのは同じはず。むしろ、落とす可能性が2倍になっているだけなのでは?」
という指摘。確かに凄腕プログラマーのロジックには頭を下げるしかない。
その場でぼくは左腰のポーチからIDカードを取り出して、首から下げるストラップの中に入れた。


で、それから、扉の前でポーチから取り出した、PiTaPae-AMUSEMENT PASSで開けようとして、アレ?開かないや…、という現象が頻発する。


そういえば、以前、このポーチを腰の右側から左へ移したときにエントリーを書いたのを思い出す。
なんと、1年半近くも前。

かつてポーチがあった右腰の辺りの空間をもぞもぞ探る。

あぁ、そのときも同じようにしていたんだなぁと思う。
だいたい、マンションの入り口でも会社のIDカードを取り出しそうになるんだよね。


何か、思うんだけど、こういうのって繰り返すことで、無意識化するまでの時間を短くすることはできないんでしょうかね?
ほら、忍者は暗闇と明るい所を行き来して、虹彩の変化を通常よりはやめる訓練をしていたっていうじゃないですか。
無意識化のプロセスを解明しコントロール技術を確立するのって研究テーマとしておもしろいと思ったのでした。

○前回のエントリー