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第二歌集発行を言祝ぐ

眺めていて、不思議なくらい、心象風景に既視感を感じる。
遺伝的にも育った環境的にも、極めて近似であり、いわば我が半身ともいえる存在なので、それはあたり前かもしれないが。
それでも、この世界のどこかに、私と極めて近い美的認識を共有した人間がいて、別の人生を生きているというのは有難いことに思える。何か助けられた気がする。


今年の正月に実家で会ったとき、今年は本を出したいと言っていた。年の瀬に届けられた本に、どうやら間に合ったんだなと、ほっとした気持ちと、本を作るのを手伝ってくださった幾名かの方々に弟が恵まれたことに「良かったねと」言祝ぎたい。

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