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子供の絵を観たり

今週も水曜は代休消化で休み。溜まった代休は年度末の3月までに少しずつ確実に消化しておきたいのである。きっと、急に、消化しろ、とかいわれるのだ。そういうのは予測可能になってきた。
ガンプラLEGOなど手をたくさん動かしたり、来年度へ向けてAFXの研究やスクリプト周りの勉強ができるといいのだけど、どうかな?

三菱UFJ銀行にて

家内の依頼で三菱UFJ銀行に口座を開設しするため、朝から三宮へ。受付で名前と生年月日を書いて伝えると、三菱銀行時代の休眠口座が枚方にあるとのこと。確かにあった。あったが、あるとき、キャッシュカードがうまく認識されないので入り口付近に立っていた初老の行員に告げたら、横柄な態度でカードをぐにゃぐにゃ曲げ、ぞんざい極まりない扱いを受けたので「三菱は一生使わない」と、決めたのだった。その話を三菱の人が一生懸命働いている横ですると家内は、「千円か五千円程度しか預金しない学生が偉そうにしていたらそんな扱いを受けても仕方ないんじゃない」とうんざりした感じ。なるほど、あいかわらず人をうんざりさせる才能を今日も朝から発揮しているわけですよ。ごめんね。
そういえば、UFJ銀行になっても、初老の行員が立っている制度は変わっていない。人も組織もなかなか変われないものだよな。

神戸っ子 アートフェスティバル

次に、阪神電車で大阪方面へ二駅「岩屋」で下車、海岸方面へくだる。この坂は美しいんだよね。兵庫県立美術館で開催中の「第9回神戸っ子アートフェスティバル」を観に来たのだった。これは神戸市内の公立の小中学校などを対象にした美術展。私は行けなかったが、昨年行った家内によると、子供たちの表現には圧倒するものがあり、私の業務上も大いに制作の刺激になるだろう、だから行きましょう、とお誘いいただいたわけだ。幸甚である。



加えて幸いなことに、息子の作品が出展作品の一つに選ばれたことも記しておきたい。話によると、クランク4本を使った作品は前代未聞、だったらしい。3本までは稀にあったそうなんだけどね。足し算設計の勝利。突破者。おめ。
私の一方的な偏見かもしれないが、機会平等より結果平等を(ry。


ちなみに、「神戸っ子」は「コベッコ」と発音する、ハマッコ、ドサンコ、ナニワッコみたいな、地域の人間を指す言葉なんだけど、最初聞いたときの違和感ったらなかったよな。こべっこランドという施設がハーバーランドにある。


そういえば昨年から、男鹿さんのジブリ背景画展覧会に行かなくては、と思っていたっけ。道すがら告知ポスターを見ると開催期間は残り数日。今日観れなかったらもう機会はないだろうな、と気になった。お昼を食べて時間があれば行ったらいいんじゃない?と家内はいなすようにいう。
しかし、子供たちの絵を見ているうちに、なんだかもうイイやという気持ちになってきた。そもそも疲れたし。
それに、評価の定まったものを観ても、得るものはある程度予測できる。図録は以前東京都現代美術館図書館で見たんだよね。どうしても必要なので、廃れていた筆を、生産地まで行って、利益が出る本数をわざわざ特注する話が凄かったなぁ。もちろん本物の現物を観る重要性はわかってはいる。


各校、地域さまざまな作品がある。本当に雑多な作品の中で、それぞれの作品世界にチューニングしていく作業は神経を使う。家内の目に留まる作品と私のそれは全く異なるのは不思議なほどだ。私の方が箱庭的で小さくまとまっている傾向があり、自らの病と限界を直視するようで残酷なリトマス試験紙
子供たちの絵は、噛めば噛むほど味が出る気がする。何というか、同じ地域というのがいい。身内贔屓、地元贔屓。同じ土地の子供たちの視点、視野は、どこか自分と共通するものがあって、そこがうまくシンクロするとたいへん面白い。


見ていて、昨年の夏、地元の児童館で、子供向けに自分たちの町の絵を描くワークショップを行ったことを思い出した。予想に反して、ぼくらの子供の頃に比べ、乗り物やテクノロジーを描いた作品は全くなかった。バラ色の未来を描いた絵は全くなかったのだ。女の子が多いせいかな、とそのときは思ったが、今回の展覧会でも同じ傾向だった。自然や身の回りの町並みを描いたものが目立つ。神戸は田舎なのか。それとも、子供たちにとって未来やテクノロジーはそれ程意味のあるものではなくなったのかもしれない。
しかし、これが20前後になると、ファンタジックな竜で溢れることになるのかな。こういう機会に選らばれた子供は、それが自信になり、結果芸術系の進路に進み、ゲーム会社とかに就職を希望したりするのならそうかもしれない。

関連エントリー

結局、まだ報告エントリーを書いてないんだよな。

「自分に向いていることを、ラクラクできることを仕事に選ぶべきなのよ。」家内が独り言のようにいう。「私は体育をするべきだったわ。」確かに。ゲーム開発は高いストレスのかかる仕事。その現場で、デザインをすることで溜まったストレスは、デザインをすることで解消したら良いんだよ。うわぁ、ナイスアイデア!なんて、いっているんだけど、これってデザインがラクラクできる人間以外にはかなり残酷なお話だったんだな。と、今更ながらに気がつく。ちなみに彼女は跳び箱がサイコーらしい。跳び箱はストレス溜まるなぁ。


昨年に比べて、ものすごく心打つ作品はなかったかもしれない、と家内はいうが、そんなことめったにあるもんじゃない。逆に、毎年観ていくことで何か変化やわかってくることもあるんじゃないかなとも思う。地元の子供たちの変化を見つめるというのはいいんじゃないかな。そういえば、今年は忙しくて、美大芸大の卒展を観に行けてない。

リストランテ ビッビで昼食

岩屋まで戻るちょうど中間ぐらいに、BBプラザというガラス張りの綺麗なビルがある。シマブンビルともいうらしい。その4階にあるイタリアンで昼食をとった。






入り口から厨房がのぞけるレイアウト。一歩店内に足を踏み入れると、店内はパティオに面したとても開放感のあるお店になっている。
店名のビッビはバンビーノから来ているそうだ。もちろんBBプラザという施設の名前もかけているのだろう。椅子の背もたれに大文字のBが二つ空間として穿たれている。パソコンのモニターでは濁音と撥音の区別がつきにくい。ピッピだと思ったよねと二人で納得。
ランチコースかパスタセットか迷ったが、初めてのお店なので、まずは軽くパスタセットにする。彼女はピッツアを、私は本日のパスタ4種から「牡蠣と春菊のクリームソース」を選択。彼女はレモンティを、私はコーヒーを食後にお願いする。
三宮からかなり離れているにもかかわらず、店内はほぼ埋まっている。顧客層は老若男女、なかでも女性客が5割以上。接客は活発でいて品もあり好印象。
テーブルの上にオリーブオイルがおいてあるような店に来るのは本当に久しぶりだ。イタリアに行ったことのある家内は、なんでイタリアに行ったことがないのかなぁ、と半ばからかい気味に残念がる。


プリュツェルを齧りながら待っているとスープが来た。ミネストローネ。一口食べて、相当いけると思った。油通しをした白子も野趣があり刺激的。全体に若いシェフが思い切った味付けをしていて好印象。これはコースも試してみたくなるな。
全粒粉の丸いパンもアツアツに温めてある。そのまま食べ、最後にすこしスープに漬けて食べる。口中に広がる味が楽しい。パンのおかわりをきかれるが、とりあえず今はいいと答える。がつがつといくらでも食べれるが、食べる量は減らしていかないと問題だ。


ピッツアマルゲリータとパスタがサーブされる。私の前に一瞬出された取り分け用の皿は、何か気になったらしく、すぐに交換された。丁重である。そういえば、先日ドンクで焼きたての白ブドウと胡桃入りバケットを買ったとき、トレーに湿り気があり、家内がもじもじ気にしていたのを思い出した。あの時もすぐに替えてもらったのだった。話は脱線するが、あのバケットはまるでワインを食べているような味わい。焼きたては特に白ブドウがジューシーで甘い。バケット一個が一瞬でなくなったのだった。これは特筆しておきたい。


さて、ピッツアは皮が薄く、ソースも薄く塗ってあるタイプ。ピザチェーンで良くある、ふかふかの皮に具沢山というのも楽しいのではあるが、個人的にはこういう方がイタリアの文化が伝わるような気がして好み。まずはそのまま食べ、次にオリーブオイルをかけ、その次にタバスコをかけて食べる。




パスタは取り皿に取ろうと、フォークで取り分けようとすると、湯気とともに大蒜の香が鼻をつく。とても良い。食べやすい小粒の牡蠣とクリームソースのハーモニーも良い。麺の湯で加減も好み。ソースはボディがありじっくり味わえた。






ドルチェ。さぁ、ドルチェの時間だ。おまかせで二人分、異なるドルチェを準備してくれた。生姜風味のババロアっぽい何か?とイチゴのアイスクリーム。満足。ドルチェがあるとないとでは、人生は大きく変わってくる。生姜がさわやか。ジンジャー。
コーヒーは久しぶりに角砂糖を二つ入れる。ゆっくりとした昼食後のコーヒーは、できるだけ甘い方がいい。

●参考サイト

魚喜恵方巻を買う

シマブンビルのシマブンは、島田文六という人の名前に由縁があるらしい。ロールスロイス・ファントムIVやプジョーなどのアンティークカーが陳列されているのを横目で見ながら階を下る。おそらく当時は相当有名なお金持ちだったのだろう。岩谷駅で寒さに震えながら電車を待ち、足早に三宮へ帰る。
阪神の駅の改札を出ると左へぐるりと回りそごうへ。奥のフロアの裏手にある「魚喜」が懐かしいでしょうと家内。なんでも閉店した西神のエース新鮮館にあった魚屋らしい。旨いので良く寿司を買ったことは憶えているが屋号までは憶えていない。確か元町にも回転寿司を出していたのをこの間見た。三宮では勢いがあるのか。節分なので恵方巻を買う。手巻きで出来立て、八種類の具が入ったと、謳い文句が良かったので「上巻」になった。598円を3本也。一年に一度なんだしケチっても仕方ない。つられてか、周りの人もどんどん買い始める。私がサクラをやったら、かなりうまく行くという自負がある。いや既にデザイナーという職はサクラのようなものか。

山中の地下鉄から海を望む

待機可能時間ギリギリまで洋服を見て満足した家内と、地下鉄に乗り西神へ戻る。地下鉄では読書。食後に暖房の入った座席は眠くなる。
伊川谷駅と西神南駅の間には伊川流るる伊川谷が広がっている。西区はイメージとしては山間であるが、地下鉄から西を見ると遥かに明石の町が望める。昼下がりの陽光が明石港の波間に踊る輝きを見て、ここが明石城の城下町にある周辺の農村地帯であるという位置関係を再認識する。
同じく西神南駅と西神中央駅の間には櫨谷が広がり櫨谷川もまた明石港を目指す。こちらは地下鉄の軌道が若干異なっており、なかなか海面の煌めきをうかがうことが叶わなかった。だがしかし、トンネルに入る前のわずかな一瞬海面が見えた。
もう西神に着く。平日にもかかわらず人が多い。

チロルチョコパーティ

「おやつー!」絶叫とともに帰ってきた息子と三人でチロルチョコパーティが開催された。なるほど、普段の平日はこんな風に過ごしていたのか。
3時半過ぎから駅前に所用を足しに行くことになっているので荷物をまとめる。外は寒い。明日は立春なのに。
郵便局へ行き、年賀状の当たりくじを交換し、さらに仕損じや予備の数枚を普通切手に交換してもらう。
そんなの、いつでもいいじゃない、と家内はいうが、私はこういう雑務を未処理で放置することが体質的に受け付けない。処理せずには心に平安が訪れないのだ。こういう性格は仕事では結構便利。ハードディスクの整理など、必要なときには完了している。
窓口での振込みが4時までと、ギリ間に合わなかったが、機械なら用紙があればOKとのこと。無事、ヒューマンインタフェース学会の年会費6千円も振込み完了。これもずいぶん気になっていたが、出掛けに偶然封筒が見つかったのだった。封筒の裏には年末に書いたLEGOで作る寅のスケッチが描いてあった。最近は小さなことでも必ずスケッチを描くようになった。
図書館で数日延滞していた本を返して再び借りる。あまり人の読みたがらない本は長い間借りれるところが良い。
その後家内に頼まれていたミスタードーナッツのポイントカードで200ポイント分をグッズに交換。ピングーのエコバッグを二つ。晴れと雨。2月8日で期限が切れるらしい。それでも28ポイント残った。忘れるよりましだ。現在ミスドはパイも100円。そういえば、忍はパイも食べることができたのだろうか。
あとはクリーニングを出して完了。腰の皮の部分の劣化について事前に確認を丁寧に求められる。まぁ仕方ない。本屋には寄らず早々に帰路に。家に帰って温かいお茶を飲む。

●参考サイト

西南西を向いて恵方巻を食す

平日の夕食は早い。驚きだが、さっき買ったのをもう食べるそうだ。遅れて席に着くと既に二人は黙して西南西を向いている。最近、歳とともに記憶が朧になってきており、意識しないと知らないうちに食べ終わっていることがある。節分にそれは、さすがにあんまりなので、口中にに意識しながら食べる。旨い。何を祈るべきか?仕事だろうか。デザイナーとしてもっと仕事に打ち込めるようにというのは、もっと病を深くしてくださいと願うようなものかもしれない。無難に無病息災くらいが良いのだろう。しばし黙祷のようなときが過ぎ、終わったものから口々に喋りだす。まぁ、家族も満足したらしく、良い太巻を選んだと絶賛。

イラストレータの指導

午後6時から約束があったので、15分ほど前に自転車で家を出る。竹の台小学校内にあるクラブハウスへ。竹の台総合新聞の制作に携わる皆さんにアドビ イラストレータの講習。チロルチョコパーティの時に三等分に割り当てられた残りをおやつに持参。今度も三人で分けながらしばらく四方山話。神戸市事業団の話とか、竹のプラザの工事はもうそろそろとか、第20号発行は3月あたりになりそうとか。ぼちぼち講習を始める。事前にレジメは作っておいたのでそれに添った形で。スペーシングの重要性から始まり、行送りや題字にふさわしい書体の選択など。文字がらみを重点的に。エクセルデータをタブ切りにして表組みに持ち込んだり、矩形の生成や調整は新聞では欠かせない。いつの間にか7時半になったのでおひらき。入稿データのチェックの方法やマックとWINDOWS間のデータ交換については次回とした。罫線についても一通りは触れたい。みなさん熱心なのですぐに憶えるだろう。目的さえ明確にあれば、技術の習得はそれほど問題にはならない。


自転車をさらに南へ進め、スーパーTOHOへ。家内に帰りがけにミネラルウォーターを買えたらお願いします、と頼まれていたので。
コカコーラ社の森の水だより 大山山麓 2㍑が88円。これを4本購入。自転車ではここら辺が限界。3つセットの納豆を朝食用に2パック購入。家へ電話し今からの帰宅を伝える。息子にカレーうどんを食べさせているところだという。一日5食。まるでホビットである。