フロインドリーブ

新神戸駅のすぐ南、古い教会跡の建物を利用して作られた「カフェ・フロインドリーブ」へ行ってきました。神戸に10年以上住んでいても全く知らなかったのですが有名な観光地らしいですね。写真を撮っていたら、初老の男性に「一緒に撮りましょうか？」とご親切に声をかけられました。まるで観光客に見えたのでしょう。

1928年に建築。外観は見事な欧風の建築です。第一次大戦と第二次大戦の間のこの20年間はなかなか興味深い時代です。私の感覚ではこの時代までが近代という印象。あと10年もたたずに100年ですね。神戸はこの時代の建築物がまだまだあるんですね。

階段をあがるとカフェがあるのですが、これがたいへん美しい。振り返れば2階（正確には3階）の席があったり、あちこちに聖堂の面影が残っています。神戸の古い小学校は、最高階に講堂が作られていることが多いのですが、教会もまた同じだったのかもしれません。

11時30分からランチタイム。ちょうど時間に合わせて入りました。オーダーを待っているときふと見ると満席に。ずいぶん人気のお店のようです。早めに来た方が良いみたいです。

食事はサンドイッチ中心。本日のサンドイッチはエビフライのオープンサンドでした。コーンスープもしっかり味がついていておいしかった。デザートのアイスクリームはハーゲンダッツでしょうか？

自然光と電灯の明かりが混ざったとても美しい照明。写真で再現しようとしましたが難しいです。
1階のベーカリーでクルミや干し葡萄がたくさん入ったライ麦パンを買って帰りました。軽くトーストするとおいしかった。

年末から毎月一回は三宮でランチしたり、パフェを食べたりしようと家内と決めたのですが、今のところ約束は守れています。一人だとボークスでプラモデルを見たり塗料の新色に喜んでいるだけなんで、世界が広がっていいですね。
来月は元町ケーキの予定。