tQy

やっぱり量産は楽しい

ぼくが住んでいる地域、竹の台のキャラクター、タケくんのバッジを作り始めてもう4年くらい経つ。お祭りや地域のイベントで配っているみたいだ。最初は色を変えるくらいで、絵を起こしなおすことはしなかった*1んだけど、昨年から新規イラストを起こすようになった。でも、あまり時間はかけられない。日曜の午後に半日で版下まで終わらせないとという勢い。けど、今年は5種類も作ってしまった。バスケに陸上、テニスも欲しい。みんな好き勝手いうのだ。デザインというものは素人でも好き勝手いえる。良くも悪くも。


版下をWEBで送り、メールでやり取りをする。やがて、業者さんから依頼主に納品される。そこからサンプルをもらうと一個ずつ確認する。


やっぱり、嬉しい。


こういう手に持てる物、現実のモノに印刷されている製品が、パッと*2できてくる瞬間は何にも変えがたい。いくら仕事で商品のデザインを長くやっていても、いや、大企業ほどこういう小さなサイクルのものづくりの実感がなかなかないからか、手にしたときの喜びは大きい。なにか、とても原始的な湧き上がるような喜びを感じる。小さな子供さんから大人の方まで、帽子やストラップ、カバンなどにつけているのを見ると、何とも嬉しくなる。デザインは使ってもらうときが設計者としては一番の幸福だ。


今回はスポーツがテーマなので動きのあるタッチにしてみた。
来年のネタは何にしようかな?
知り合いでタケくん描きたいひといないかな?
まぁ、ノンギャラの仕事なんで飯ぐらいはおごるよ。

*1:だって、メンドウなんだもん。

*2:実際は手間隙かかってますが…