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6月の読書

6月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2091ページ
ナイス数:59ナイス

オトナアニメCOLLECTION いまだから語れる80年代アニメ秘話〜スーパーロボットの時代〜オトナアニメCOLLECTION いまだから語れる80年代アニメ秘話〜スーパーロボットの時代〜
昔は現場に実質的な裁量があり、そこである程度流れを作ることができた。一方今は、管理が行き届きシステマティックになり全体の品質は上がったが、個々の自由度や個性は減っている。という文脈。
読了日:06月24日 著者:新井 淳,オトナアニメ編集部
私家版・ユダヤ文化論 (文春新書)私家版・ユダヤ文化論 (文春新書)
終章が白眉。“ユダヤ人たちが民族的な規模で開発することに成功したのは、「自分が現在用いている判断枠組みそのものを懐疑する力と『私はついに私でしかない』という自己緊縛性を不快に感じる感受性」である。”というのをちょっと実践しようとしてみただけで相当しんどくなった。生き辛い。真に生き辛い話です。
読了日:06月23日 著者:内田 樹
砂の女 (新潮文庫)砂の女 (新潮文庫)
読了日:06月23日 著者:安部 公房
砂の女 (新潮文庫)砂の女 (新潮文庫)
1980年代の中頃、大阪市立高校にウメちゃんというちょっと変わった英語の先生がかつていて、英語にあんまり関係ない話をよくしてくれていた。ウメちゃんは砂の女の紹介をし、「砂の穴から出よ!」と高校生のおれらを叱咤した。その後、砂の女はカミさんが持っていた本の中にあって、初めて読んだ。 最近しんどい日が続き、何となく久しぶりにまた砂の女を読む。 朝起きて同じようにロッカーから鍵を取り玄関へ向かう。強い既視感。ああ、これ昨日と全く同じだよ。そして、今だに砂の穴の中にいる気分になる。ウメちゃん、ご存命かな。
読了日:06月23日 著者:安部 公房
アクセル・ワールド〈9〉七千年の祈り (電撃文庫)アクセル・ワールド〈9〉七千年の祈り (電撃文庫)
災禍の鎧編は、分厚くて良いから1冊で読みたかった。楽しいんだけど、もっとそぎ落としてもイイんではと思ってしまうのだった。まぁ、AVATAR後ろ半分いらんやろと思う人間の意見なので…
読了日:06月23日 著者:川原 礫
帝都物語―Babylon Tokyo (ドラゴンコミックス)帝都物語―Babylon Tokyo (ドラゴンコミックス)
本棚にあったので再読。藤原カムイまた読みたくなった…
読了日:06月09日 著者:藤原 カムイ,荒俣 宏
新版 映画は死んだ―世界のすべての眺めを夢見て新版 映画は死んだ―世界のすべての眺めを夢見て
ヴィデオ・ゲームもまた死んだ。まぁ、それでも自己憐憫に浸りながら、一時の救済を求め、同時に時間を潰してしまったという嫌悪に苛まれながらもプレーし続けるのは似ている。
読了日:06月06日 著者:内田 樹,松下 正己
日本辺境論 (新潮新書)日本辺境論 (新潮新書)
なぜ、昭和の達人衆は自分の代で技が途切れることを、半ば嬉々として、自嘲気味に語るのか。ちょっとわかった気がした。「道を歩む限り、自分が知らないことですら次世代に繋げられる」のなら、自分が伝えなくてもおそらく伝わるのだろう。ううむ、でもそれでは気合が足りない…
読了日:06月06日 著者:内田 樹

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