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諸手取り

昨日は久しぶりの内田先生直々のお稽古でした。
「序・破・急」のお話もblogで読んでいるだけでなく、実際に一教を取りながら教えていただけるとあって何だか良くわかった気分。でも気分だけで、実際にはなかなかうまく体が動きませんでした。10月11月はお休みが多かったので半分くらいしかお稽古ができませんでした。動きにキレがないなぁと自分でもわかります。


「序・破・急」のお話をお聞きしていて思うのは、UIのエフェクトや動作の設計や、ループムーヴィーの繋ぎどころなどの作業をする際に、人間の動きや認知の勘所を体感しておくことがいかに重要かということです。ユーザーの視点誘導や入力動作の誘導ということは、基本的に「合気」する行為なんだなぁ、と最近良く思う次第。UIとは決してこちらから押し付けるものでなく、相手が本来持っている力を上手に引き出して行くことですから。
そういう意味で、デザイナー志望者に、屋外で体を動かすスポーツタイプ、アウトドアタイプが少なく、あまり体を動かさない屋内型が多いというのはちょっと問題ではないでしょうか。モーション設計や、人体のモデリングなどは、基礎運動能力が高いというのは明らかに有利。やっぱり、自分の体を通して得た体験しか提供できません。


脱線しました。
諸手取りは5月16日ですから半年振り。

後両手から三回入るやつ

  • 久しぶりなんで良くわからなかった…

巴に押すやつ(裏表有り)

  • 上下縦に
  • 後手に

諸手取り籠手投げ3種

  1. 脇を締めて槍を突くように螺旋。
  2. 後を向く。一旦相手の動きのまま後へ引き、腕を丸くし弧に沿って180°後へ。
  3. 転換して 目付けは後

諸手取り入身投げ3種

  1. 入身転換し足を裁いて後に入る
  2. 転換、手を巻き上げて縦にする、反対の手を相手の首筋に引っ掛け、転換の回転ベクトルのまま倒す。
  3. 転換し、相手がついて来たら反対へ振って後に回り込む。90°の方向へ投げる。

いろいろな入り方、足捌き、投げる方向があるとのこと。

諸手取り四方投げ2種(しっかり持たれた場合)

  1. 前の足を外に投げ出して90°方向を変える。相手の手前の手を取り表に入る。
  2. 裏は取られた手を緩め、一瞬で相手の懐に入る
  3. 転換から一旦スタンスを広げて入る。裏表。

諸手取り籠手返し3種

  1. 転換し、相手の手が伸びたのを戻しながら、たわんだ相手の上の手?を反対の手で取り籠手反し。手捌きは中丹田。
  2. 手を縦に巻き上げ、相手の下の手を下から取り、そのまま前へ一歩進む。真後ろへ籠手返し。
  3. 後ろ足を外に引き半身になり、相手の下の手を下から取り、籠手返し。相手は真っ直ぐ進んで90°の方向へ倒れる。1と180°反対の方向。

諸手取り一教 裏表

序破急」の練習。破=切り落とす、の前後の円運動は連続している。これ、うまくできない。キレが出なかった。

諸手取り一教 裏

  • 一瞬で後足を外斜め前へ出し半身を変える。これに引きずられるように取られた手を返して二教を決める。両手取りと同じ肩口を使わない、少し下目で中丹田前での手捌き。

諸手取り内回転三教 裏表

  • 転換して当身、その手を戻しざまに手を取る、内回転に入りながら二回腕を回す間に手捌きして三教の型へ。

諸手取り十字蔓投げ?

  • 換し、手を上げる。反対の手で下の手を取り上へ引き伸ばして十字に。相手側の足を一歩入り投げる。

諸手取り天秤投げ

  • 転換し、開いた反対の手を相手の脇へ差し込みその手に沿って投げる。

諸手取り呼吸投げ三種

  1. 転換して、下から上げて下げて投げる。
  2. 転換して、腕は中くらいの軌道で投げる。
  3. 反対へ入身気味に投げる。足を出さず相手の勢いを殺さないためか、強く投げられやすいように思った。


何か抜けている気がするが…。来週は岡田山です。