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戦場が日常の意外

ついに、ハート・ロッカーを観に行った。
映画秘宝で紹介記事を読んだのが1年前。アカデミー賞受賞が今年の3月。お陰の?日本上映がGW位まで。そのときに何とか観に行きたかったんだけど、どうしても機会が作れなかった。姫路や京都はさすがにちょっとね…。今回久しぶりにパルシネマへ行ったのはハートロッカーを演ってくれたから。感謝してます。いつの間にか上映価格上がってたけど。w


イラク戦争の悲惨さを描いたドキュメンタリー風映画というには、ちょっと違う気がする。爆弾解体のドキドキハラハラ・サスペンスというとそうでもない。わりとどっちつかずのブッキラボウさん。見ていて思ったのは異世界へ放り込まれた米兵の日常を、串に刺さった団子式に淡々と描いているなぁと。
でも、実際に行って帰ってこれた人からすると「不正確でうんざり」らしい。ニューズウィーク日本語版 2010年3月24日は図書館で探してみようかな。


仕事中毒・家庭人失格っぷりの世の常識からずれた「フリークス描写」を期待していたんだけど、それはあんまりなかった。フツー。描写に重きをおく、映画らしい映画として評価したい。


タイトルはアメリカ軍の隠語で「苦痛の極限地帯」「棺桶」を意味する。(wikipedia)だそうだ。

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