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白いヤジルシさんと黒いヤジルシさん

IllustratorCS6.0にしてから、『選択ツールとダイレクト選択ツールの切り替えのキーボードショートカット』が効かなくて困っていた。選択ツール使用時ではなく、ペンツールなど他のツールで[Ctrl]を押すと選択ツールになる。この時、黒い矢印と白い矢印の切り替えにこのショートカットは不可欠なのだ。

選択ツールとダイレクト選択ツールの切り替え(CS以降)
[Ctrl]+[Alt]+[Tab]

しばらく放置していたんだけど、いい加減困ってきたのでちょっと調べた。このショートカットはCSより前、Illustrator10までは[Ctrl]+[Tab]でとても使いやすかったんだけど、CSで[Ctrl]+[Tab]と[Ctrl]+[Shift]+[Tab]が複数ドキュメントの切替えにAdobeCSで統一ということになり、[Ctrl]+[Alt]+[Tab]とちょっと押しにくいショートカットになっていた。

選択ツールとダイレクト選択ツールの切り替え(〜10)
[Ctrl]+[Tab]

複数ドキュメントの切替え(順) 複数ドキュメントの切替え(逆)
[Ctrl]+[Tab] [Ctrl]+[Shift]+[Tab]

Adobeの担当者に不満を言ったこともあるんだけど、「自分で好きなように変更を」という返答。でも[Ctrl]+[Tab]と[Ctrl]+[Shift]+[Tab]は強制で書き換えできないため、やむなく[Ctrl]+[Alt]+[Tab]を使って早もう9年?慣れたと思っていたら効かない。


ヘルプを見る限りIllustrator側の変更は無いようだ。となると問題はOS側になる。どうもWindows7のショートカット『タスクの切り替え』が優先されているようだ。XPでは[Alt]+[Tab]のみだった『タスクの切り替え』が[Ctrl]+[Alt]+[Tab]でも効いてしまうようだ。(切替えパネルが表示しっぱなしになる)
というわけで、OSとアプリ、どっちかを変更しないとこのコンフリクトは解消されない。で、今回はIllustrator側を変更してみた。[Ctrl]+[Alt]+[Tab]を[Ctrl]+[q]に。QはQUITであり、アプリの終了に良く使われるんだけど、終了にショートカットはなくてもかまわない。
昔懐かしい[Ctrl]+[Tab]にちょっと似ているところが個人的にはポイント高いのだった。

Win7の方を修正するには、別にプログラムをインストールする必要があるみたい。

面倒だよな…