自分の意思で筋電義手を使うには
ちょっと間が開きましたが、引き続き、筋電義手についてです。
前回のエントリー《残された可能性「筋電義手システム!」》で、私は筋電義手を『自分の意思で「動く」義手』と説明しました。
今日はこの「自分の意思で動く」とはどういうことか?について考えることで、筋電義手を使うにはどうしたらいいかを、前回よりも具体的に説明できればと思います。
筋電義手は2ch
筋電義手にこの2つの動き「つかむ」と「はなす」という機能があります。この2つの動きを、手首を「内側に曲げよう」とする筋肉の動きと、「外側に反らそう」という筋肉の動きで操作します。
つまり、従来とは異なる神経の使い方をします。しかも、義手自体、モーターや金属を使用しており元の腕より重いので、従来より高いストレスのかかった状態で筋肉を操らなければなりません。
「それじゃあ、「自分の意思で動く」という話と違うじゃないじゃないか。」