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新デルタックスに対する不満

コンビニ版でない製品版がいよいよ発売になり、デルタックス カブトムシ CR-001を組んで、色々思いました。

  1. メタル部品が少ない
  2. ねじ回しがプラスチィック
  3. ねじが指で回せない
  4. 触っていて楽しくない
  5. 作っていて楽しくない

ということで、かなり不満でした。
開発者は本当にこれで遊んだのかな?
特に製品として困ったことは、プラスチィックが曲げると、曲げた部分の透明シートが浮いてくる。最悪切れる。というところ。
組んだりばらしたりと、継続した遊びを提案しているはずなのに、素材が繰り返しの使用に対応していないなんて、一体どういうことなのかな。
あと、気持ち悪いのが、しっかり組めない。遊んでいるうちにバラケて来る。ということです。プラスチィックの板だと、ねじを締め切ったときのキュっとした感覚がない。ここが気持ち悪い。
忙しい大人はもとより、小さな子供たちも、塾や習い事で、遊ぶ時間が減っている中で、作業が退屈でなく、創造的な状態を維持できるのが良いおもちゃだと思うんだけれど、新生デルタックスはそれを実現できていない。
おもちゃ屋のおじさんが「最近の子は、作る遊びをしないんで、売れ行きはそれほど良くないです」というようなことを言っていたけど、今の子供は、別に「作る遊び」をしないのではなく、手を抜いた商品では遊ばないのだと思う。
LEGOもプラモデル化していったん組んだらそれで終わりになってきている。新商品のスパンが早く良質な過去のキットの入手が難しい現状は、商売中心なんだろうけど、長くユーザーを育てていく視点に欠ける。ちょっときついなーと思う。
デルタックスはmeccanoの模倣でも良いから、もっと良質なモデルを提案して欲しい。
ぼくからの提案は

  1. メタルパーツを増やす。
  2. ねじを工夫する
  3. 独自の企画ある商品ラインナップを

個人的には、国産のダイヤブロックは独自の商品つくりがあると思う。