市民防災リーダー研修
今日は美賀多台小学校で市民防災リーダー研修会がありました。やはり神戸は震災を体験しているので、防災意識は高いです。そういえばこないだIKEAでも、
「このテーブル、地震のとき下に入ったても持ちこたえるやろか?」
って、ガンガン手で押さえつけていたおばちゃんがおったっけ。こういうの、体験しないと真実味が出てこないです。
さて、せっかく体験した研修も忘れてしまってはいけないので、振り返り的にポイントだけ。
毛布での担架の作り方
- アルミの物干し竿2本と毛布1枚で。物干し竿は錆びたり、折れそうなものは不可。
- 要救護者を落としてはいけないので、体力的に無理な場合は4人で。
- 小人数なら抱きかかえたほうが良い。
AEDの使い方
- 古い機種と新しい機種が混在している。多少操作や挙動が異なる。→各機械の音声に従う。
- 落ち着いて、機械の音声に従えばOK。→周囲の人のアドバイスに左右されがちだけど、音声に従うこと。(前述の通り、機種によって操作は異なる。)
- 救命方は現在も変化している。マウストゥーマウスの人工呼吸にに躊躇している間に無為に時間がたって、脳に障害が残ってはいけないので、呼吸をしていなければ、すぐに胸骨圧迫を繰り返し、AEDを使用すること。
- 胸骨は折れないの?→折れます。折れても死ぬよりはずっと良い。高齢者は簡単に折れます。折れたことで救命担当者が訴えられることはないので、とにかく胸骨圧迫をしてAEDを使うこと。
- AEDはどこにあるの?小学校は土日閉まっている。中学校は土日もOK。神戸市は1000台設置目標。大きなマンションは1個ずつ所持するようになればいいですね。一個は40万円くらいとのことです。
消火栓の使い方
消火器の使い方
- とにかくピンを抜くことを忘れないように。平常時はまさかと思うけど、ピンの抜き忘れは非常に多いそうです。
- 粉末消火器は有効射程距離が5m、噴霧継続時間が20秒。近付いて一気に根元に向けて。