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六甲のめぐみ

ぼくの住む街、西神中央は近郊農業が盛んな地域にあたる。西神中央は地下鉄の駅の終点にあたり、駅前のショッピングモール「プレンティ」の中には、百貨店の「そごう」から、スーパーマーケットの「ダイエー」まであり、本屋さんも4店舗と、よっぽどマニアックなもの以外は、たいていのものが揃う。駅の周りには住宅街が幾重にも広がり、東北の地区には工業団地が隣接する。ぼくの勤務地はここだ。そしてこのエリア全体を取り巻く外周道路があり、その境界の外は林や丘陵地帯と、田畑や農村が続く。
JA兵庫六甲が運営する、全国最大級の大型直売所「六甲のめぐみ」はこの境界線上に存在する。
コンセプトや詳細は下記JA兵庫六甲のホームページに譲り、地産地食は良い事だよね程度にとどめておく。


価格はそごうの半額以下くらいかな? 感じとしては、買い物かごに山盛り野菜を買っても2千円前後。もちろん朝採れた新鮮な野菜中心。テーマパークブームの折に人出が多かった神戸市立農業公園・ワイン城もいまや入場無料で閑散としているが、ここだけは、いつもすごい人出だ。行くなら土曜の午前中が良い。在庫も多く、まだ人も少ない。うちでは自宅から歩いて30分近くかかるので、週末の休みにザックやエコバックを持って徒歩で買出しにということになる。わが家は自動車を所有していないので。


10年以上前の話だけれど、梅田の茶屋町のLOFTに本屋さんのリブロがあった頃、リブロのスタッフだった鈴木さんや、近辺の本屋関係者と、月曜日の夜河童横丁の汚い店でワイワイ飲む習慣があった。それで、占いが得意なオカマの古本屋さん曰く、ぼくの前世は動物だったそうだ。ちなみにカミさんは、どこか中東か、南国の女王。その女王の宮廷の家畜だったらしい。


その話が嘘か誠かは別にして、子供の頃登山に熱心だったため、ぼくはたくさんの荷物を持って長距離を歩くのに慣れている。





  
そんなわけで、園芸の土20kgとか、米袋とか、南京桃の鉢*1なども時には織り交ぜながら、毎週買い出しに行くことになっている。境界を越え、歩き続けている。でも、さすがに、今日はしんどかったなぁ。



ちなみに、規模は小さいが、南の境界を越えた櫨谷にも「JAレインボーショップ櫨」がある。
こちらのコンセプトは「嫁いだ娘に食べさせたくて」。なんだか、泣かせるなぁ。
ここは畑と売り場の距離感がさらに近く、好印象なんだけど、櫨谷へ抜ける坂がものすごく急で、帰りがたいへんなので足が遠のきがち。残念。

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*1:花卉栽培も盛んな地域なのだ