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弐ツ之新聞

読売新聞を再開

ネットもあるし会社でも読めることから、ここ数年新聞を取っていなかったのだが、子供のために再開。
自分を振り返ってみれば新聞を読むということは、子供の世界を広げるという意味で重要だった気がする。正直、子育てに関しては、失敗ばかり。もう取り戻せないことが多いが、何かの足しになればいいと思う。至らないばかりだが。


実際、同じ新聞といっても今はカラーだし、ネットに比べて情報は遅いし、当時と状況が違うので同じものとはいいがたい。個人的には押し紙とかの問題より、版型の改悪や題字のツメや仮名づかいが益々ひどくなっていることが気にかかる。校正記号を育んだ新聞編集の文化がこのていたらく。それでも、まぁ、久しぶりに家で読む新聞は楽しい。習慣とは良いものである。
何とか残って欲しいと思う。

竹の台総合新聞14号

地域の新聞のお手伝いを始めてはや2年半以上が経つ。早いものだ。年末に発行した14号で始まった新シリーズ「竹の台の達人」にて、最初の達人(笑)に紹介されたのでご紹介。文字制限のわりに質問が多くてまとめるのが大変でした。


息子曰く、
「とりあえず、パパで様子見をして、それからシリーズを続けて行くか考えるんじゃない?」
おれはジャンプの新連載か!

●参考サイト


○掲載記事転載

私たちの町、竹の台に住む、隠れたプロフェッショナル。そして、さまざまな世界で卓越した知識や技能・経験をお持ちの方々にインタビューする新シリーズ「竹の台の達人」。
第一回は、竹の台総合新聞にもご協力いただいている、デザイナーの小林拓也さん(6丁目在住)にコンピュータやIT(情報通信技術)についてお話しいただきました。


──お仕事(ゲーム制作)で、パソコンを使わない日はないと思います。一体どのようにして知識や技能を身につけたのですか?
◆パソコンやITといっても所詮「道具」です。正しいやり方で、長期間練習 することが重要だと思います。私の場合は独学で、チュートリアルビデオ(使い方を説明した映像)やオンラインヘルプ(パソコン内の説明書)を繰り返し見、実際に繰り返し手を動かすことで作業を憶えました。単純ですが、これに尽きます。
あと、上手な人が実際に操作しているとき、そばで拝見するのも上達のコツです。


──私たちが使うパソコンはワープロ程度。小林さんがお仕事で映像やゲームを制作される場合と何が違うのでしょうか?
◆コンピュータに関しては1〜3年以内に購入したものなら、プロとアマで使用する機械自体の性能はほとんど変わりがなくなってきました。今はどんなソフトウェアを、どのように使うかがとても重要です。
彫刻にたとえれば、道具そのものは同じでも、選ぶ木の種類や技法、そして何を彫るかで変わるという話です。


──コンピュータの進化と平行してITの進歩にも著しいものがあります。この二つの融合がさらに進むと、未来はどんな世界になるのですか?
◆ITの進歩の影響は目に見えないものが多く、高度成長期のように大きく風景が変わるような変化は起こらないのでは。だから現在とあまり変わらない世界にしかならないとだろう思います。たいていのモノは、ネット経由で手に入るため、住みやすい地方に人気が出てくるかもしれません。


──子供たちの教育を考える上で、コンピュータとITは欠かせません。この分野で学校教育や家庭に望むことは?
◆一番大切なのは柔軟な思考です。ITの進歩は変化が目に見えない分、それに対応するためには特に柔軟な思考や発想が必要です。後はどんな道具でも貪欲にに使ってみる積極的な行動力。そして、真の美を理解する心の眼が大切だと思います。


──柔軟性・積極的行動・審美眼ですね。小林さんありがとうございました。