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今日の制作:nano block/TRAIN

昨年の神戸芸工大に引き続き、今年は京都精華大学会社説明会。新築の校舎は大変きれい。今年の新人を伴い、昨年同様30分弱対談形式で講演。今回の新趣向として、学生さんの持ち寄ったポートフォリオを拝見して作品評価を行いました。思ったより人数も多く、一人ひとり割りと丁寧に見たら、あっという間に予定より30分近く超過してしまった。相当早口だったんだけど、うまく伝わったかな。入社試験は子供が大人の振りをいかに上手にするか、言い換えれば人間としての成熟度を測るという側面が強い。絵がうまいだけではどうにもならない。そんな話をけっこうした。何かの役に立てばいいんだけど。


一方、こちら側、新卒採用も費用対効果がすぐには見えない仕事。自社の利益は大切だが、業界全体の発展や、アカデミズムに対して理解を深めてもらう、というような遠大なテーマを個々人が心に持って必死にあたるというようなスタンスじゃないと続かないよね。みたいな話を人事担当とする。東京から来ていた彼女が予定の新幹線に遅れてしまい申し訳なかった。


京都駅で夕食を済まし、復路も数時間、神戸に帰り着く。風呂に入り布団の中にもぐりこむ。が、どうしても寝付かれず、ナノブロックが分類されたトレイを引き出し、作例が貼り付けられたスクラップブックをめくる。あれだけ人前でしゃべると精神的に疲れる。口が寒いとはこういうことをいうのかな。けして大仰でも妄言でもなかったはずだが、やはり分に合わないのかもしれない。
作例から電車車両を選ぶ。古レールの上舎を集めた本を読んでいたからか。軌道を追加で作成。

古レールの駅デザイン図鑑

古レールの駅デザイン図鑑

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