パッと考えて間違っていること その2
ひとに教えていて気がつくことは本当に多い。備忘録的にメモ。
3次元での座標
前回のふりかえり。以下は第4象限
これら全て同じです。
Y軸は下へ行くほど数値が増える。
訂正(2010.10.27)
は、第一象限でした。忘れてた…
さらに訂正(2011.1.24)
で、3Dツールの話。
]通常の感覚ですと、MAYA、softimageで採用されている座標系になります。
つまり、
X:右
Y:上
Z:前
がプラスです。
しかし、Adobe After Effectsの3Dレイヤーでは、
X:右
Y:下
Z:奥
へ行くほど数値が増えます。Y、Zは要注意です。
AfterEffectsの3Dは、左上起点を踏襲したのだと思いますが、一般的な感覚からはやっぱりちょっと違和感があります・・・
3dsMAXや他のソフトも色々な座標系ですよね〜
回転方向
さて、回転方向も重要です。前回のふりかえりでは時計の3時が0度でした。一周が2πラジアン。
で、前回は回転の方向について触れてなかった。これは以下のようになっています。
- Adobe Photoshop 反時計回り
- Adobe Illustrator 反時計回り
- Adobe After Effectsは、 XYZ:プラス側から見て反時計回り
- MAYA、softimage は、 XYZ:プラス側から見て反時計回り
基本、反時計回りなんですが、After Effectsの座標系がYとZが逆だったため、YとZは、普通の感覚とは反対に回って見えます。注意!
エクスプレッションでの数値操作以外でも、パラメータをみて移動を確認する際に知っていると安心です。
●参考サイト
初期設定では、レイヤーの奥行き(Z 軸の位置)は 0 です。After Effects では、座標系の原点は左上隅です。X(幅)は左から右に、Y(高さ)は上から下に、Z(奥行き)は手前から奥にそれぞれ値が大きくなります。一部のビデオアプリケーションや 3D アプリケーションは、X 軸を中心に 180 度回転する座標系を使用しています。このような座標系では、Y 軸は下から上に、Z 軸は奥から手前に値が大きくなります。