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簡単なところから始めたいな

今週の水曜日に「プチコン」というソフトが、ニンテンドーDSiウェアでリリースされる。ぼくたちのようなマイコン世代にはとても懐かしい、BASICというインタプリタでプログラムを作って遊ぶソフトだ。
800DSiポイントといたって安い。
マイコンはだいたい20万円くらいしたのだ。そういえばいつも最新のパソコンは20万円くらいするんだよなぁ。


ぼくはDSiを持っていないので、3DSがネットワークに対応する5月まで待つことになる。まぁ、どうせスグだ。時間の経過がやたら早いのだ。



任天堂といえば3DS発売までの数ヶ月『社長が訊く』シリーズを丹念に続けていて、それはすごいなぁと読んでいた。特に筐体周りの話がイイ。自分で作ったルールを壊すのは自分しかいない!とかネ、そういうもんだよね。
他の商品についてのページも面白く読んだ。とりわけ印象深いのがゲーム&ウォッチの版下。8桁の7セグ、72エレメントから、時計部分を引いて、44セグメントでゲーム部分の表示や演出を考えるという話がすごくイイ。



新卒の子らは、ここ数十年のITの進歩について、体系的に学ぶ機会がないように思う。少なくともぼくたちのように、時代の節々で、ひとつずつ学ぶ機会はないだろう。あれは幸運なことだったのだ。


例えばゲームや何かのUIのプロトを作るとしよう。Flashにしろprocessingにしろ、今ならなんだって実現できる。でも、その可能性の広さにクラクラしちゃって、いまいちアイデア部分をしっかり考えきれていなかったりする。「BASIC」も「ゲーム&ウォッチ」も両方とも、30年くらい前の話ではあるんだけど、これくらいの制約、技術で色々考えることって、基礎的な力がすごく付くんじゃないだろうか、とクリップしておいたのでした。
まぁ、単なる趣味かもしれないんだけどね。

●参考サイト