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WEB技術の進歩に関する雑感

なんか、休日は、ぱーっと派手なことしたいんだけど、結局は、駅前のそごうに買い物に出るだけで、本を読んだり、ツールの独習をしたり、PCの前で一日が終わる。


お昼は、そごうで買った東京銀座梅林のカツサンドを食べて、腹ごなしにソファーへゆったり身を任す。国家の崩壊を読み続けるが、途中でどうしても眠くなり、しばしまどろむ。半時もたたず目が覚め、最後まで読み終えたあと、またPCに向かう。


この《企業のWebマスターのための「せめてこれだけは使っておこう》は、ぜひやっておくべきだと思い、書いてあることを午後いっぱいかけて実行してみた。
そもそもこの《わがblog》は、おもちゃやデザインのことをだらだら書くだけのしょうもないページであり、さらに言うと、友人のナカノくんのサイト*1を作るにあたって、片っ端から試した各社のblogを再利用しているだけという、ひどくいい加減な生い立ちではあるのだけれど、一応、企業でWebマスター的な業務も担っているので、こうした勉強は役に立つだろうし、いやむしろ不可欠に違いない。
数時間書いてあるとおりにやってみてわかった事は、RSSリーダーの生産性はものによってかなり開きがあること。情報収集の手段としてソーシャルブックマークは、従来の検索やリンクをたどるやり方に比べ、検索能力が質的に違うということだった。blogは続けないとわかんないだろう(あぁ、それは、腹筋やウォーキングと同じだ)から、まぁ今日はそんなとこ。


ゲームの開発チームサイドで、シリーズ2作に渡って公式WEBサイトの仕様策定と発注に携わったものとして、多少はMTやRSSに関する知識をかじったつもりではいたけれど、こうしてじっくり何時間かかけて触ると全然違いますな〜。各社矢継ぎ早に新しいサービスを発表し、ユーザーの動向に合わせてどんどん変化している。なんか、90年代の前半にMacのアプリで、小さなメーカーがこぞって面白いソフトを作っていた、そんな雰囲気を思い出した。嗚呼さらばグローバル・ビレッジ。やっぱ、勢いがあるなー。WEB業界は。


ただ、気になるのは、こうしたサービスがどこまで普及しているかだと思う。
ぼく自身、2年前にソーシャルブックマークの登録をした時は、その効力にピンと来ず、今日やっと、あぁそういうことだったのと納得がいった。「IE標準実装のお気に入り&Googleバーのみ使用」のカミさんに、こないだRSSの便利さをこんこんと説いたんだけど、いっこうに聞かない。(怒り出してたよ最後は。人のやり方にけちをつけるなって)  いつもウォーキングをご一緒する近所の方の家では、最近うまく立ち上がりすらしないパソコンを、買い換えようとしていたけど、TVが調子悪くなったんでそれはずいぶん先になりそうだ。


体験の重要性は、重々承知しているが、良きメンターに恵まれないと、最初の一歩が踏み出せない状況が多いようだ。

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追記1:いつもウォーキングをご一緒する近所の方のお宅では、パソコンは買い換えず修理したと先だって聞いた。HDの交換に数万円。光回線の切り替えに来たサービスマンが親切で、メモリーの増設をしてくれたとのこと。実に5ヶ月パソコンが動かず、ネットにつながっていなかったのだ。
まだまだこういう家庭はたくさんあるだろう。
ぼくだってネットにつながらなくても生きてはいける。ちょっとツマンナイけどね。


追記2RSSリーダーエバンジェリストの先達に習って、ぼくも布教に励んでみる。

なんとも直球なタイトルがダメ過ぎる。もっと使ってない人をひきつけるような何かが必要だよね。

*1:蟲彦:しかも全然更新していない