tQy

なぜLEGOなのか

個人が一番好きなおもちゃについて語ることにどれほど意味があるか?
いや興味ないよ!っていう人にもちょっとだけ聞いてほしい。
例えば、ほら、「阪神」が好きだってっていうと、なんかその人のイメージが沸いたり、コミュニケートのきっかけになるでしょ?スポーツだったら、「ゴルフ」と「サッカー」では、その人の受ける印象は大きく変わるはず。「エヴィルス」と「マイケルジャクソン」でも結構違うよね。
そういうわけで、ぼくのアイデンティティを伝達する材料として、一番好きな「おもちゃ」について書こうと思う。もちろん一番好きな「本」や、「ビデオゲーム」、「映画」や「アニメーション」それに「画家」とか「ミュージシャン」それに「コンピューター」などでもいいんだけど、どうもぼくにとって、それらの中で一番というものが選びにくいのだ。それに、例え無理に一番を選んだとしても、そそのマイフェイバリットとの関係性は、自分の中の何かをうまく伝える役目を果たせそうにない。

というわけで、おもちゃの話なんだけれど、僕が一番好きなおもちゃは、やっぱりLEGOなんだと思う。
もちろんミクロマンへの情熱は失ってはいないし。超合金って言葉を聞くだけで、いまだに体のどこかが熱くなってしまう。ガンプラなどのプラモももちろん大好きだ。作る時間は全然ないのに、最近塗料を少しずつまたそろえだした。

でも、やっぱり、LEGOが一番最初に手にしたおもちゃであり、一時的につきあいが細くなることはあっても、何十年と継続して続けてきたおもちゃであるという「位置付け」は、ぼくにとって、大きなものなのだ。

もちろんぼくなんかより、ディープにLEGOに漬かっている人は大勢いる。WEBでみていて本当にすごい作品がいっぱいある。だから、ぼくがここで書きたいのは「どんな珍しいセットを持ってる」とか「こんなすごいオリジナルビルドをした」ではない。くりかえすけど、それにはもっとふさわしい人がいっぱいいる。
だから、陸上をやっていて、インターハイで1位にならなくても、自分の競技人生を振り返ることが充分可能なように、自分なりにLEGOで遊んできたこと、そこで感じたを書きたいと思う。