選考をたのまれた!
夏休みの間、地域の児童たちに対して「竹の台地域キャラクターの募集」をしていたらしい。というのは、子供がお世話になっていた幼児保育の先生から、急遽イメージキャラクターの選考を依頼されたからだ。私はデザイン関連の仕事をしているし、たぶん素人よりはましだろう。断る理由もないので引き受ける。
選考は30以上の応募作があり、思ったより多い。省みると、ことキャラクターメイキングに関しては、長年ビーマニに属しながらもポップンミュージックのキャラを一体やっただけ。ちょっと不安になってきたが、まぁ、今ある中から決めるくらい、何とかなるだろう。とりあえず、以下のような選考基準をだいたい決める。
- 竹の台という名前と結びつきが強い
- 動かしやすい(昨今はWEBでGIFやFLASHアニメにしたり、ひょっとすると着ぐるみになったりする可能性もある)
- 既存の他社の知的財産に抵触しない
結果、何案かに絞ったが、最終的には住民の方々の投票も参考にすることになった。
投票の結果がでた。
結果は、私が選考していたものとかなり一致していたので、ほっとした。(でも、私が一押ししていたやつは、人気がなかったのは内緒だよ。そういう時は、審査員特別賞っていう便利なものもあるんだ)
キャラクターは元気な竹をイメージしたものに決まった。
「まんま竹やん」て、思うけど、元気があるしインパクトもあるので全員一致でこれに決定した。
自宅で夜中作業をしていると、家内が「実は私も考えたいたんだけど」と、今頃鉛筆書きのスケッチを持ってきた。(きみもか!しかも提出してないって… なんというヘタレっぷり)
そして、リファイン中のキャラクターを見て、やっぱこのこの方がカワイイわと言い、目がダメ、手がダメと、いっぱいダメ出しをして台所へ戻っていった。
混乱しながら次回へ続く
●「タケくん」シリーズ
- 其の壱「選考をたのまれた」
- 其の弐「言いだしっぺが、やるんだね」
- 其の参「アイテムどんどん増える」
- 其の四「何でもできると思ったら大間違い」
- 其の五「お祭り当日」