2007-12-20 ホテルを間違えた 身体性 ───1062番 フロントで鍵を受け取ろうとして、告げた番号は、珍しく自信があったのに、いつまでも鍵を手渡されない。不思議に思って考えると、このホテルは6階建てだ。鍵の番号はおそらく10階以上を示している。 あ。 そういえば昨日と違うホテルにチェックインしていたんだ。 振り返ってみると、先週もホテルを間違えた。 いずれも、ホテルのフロントまで何も考えずに到着していて、そこまでの途中、全く何も考えていない。 体は自動的にそこにぼくを連れてきた。 肉体とは不思議なものだ。