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Directorの復活

10年以上前になるけど、初めて触ったインタフェースデザインのツールがディレクターだった。
LINGOの勉強は挫折というか、裾野にすら行けなかったけど、始めてロゴのアニメーションや、ボタンを作ったときの感動は良く憶えている。


当時はアフターバーナーで出力して、インタラクティブなものを作っていたような気がする。あらら、良く憶えてないや。


その後、ひょんなことからCD EXTRAを何回かアート・ディレクションする機会があり、ソニー系列のスタジオに通った。
ソニーの中の人の、CD EXTRAフォーマットにかける愛情と、ベータに次いで2度目の敗北である事実への苦渋の深さに驚いた訪問であった。もちろん当時はすでにDVDが普及して何年も経っている。
ブルーレイがそのリベンジだとしたらうなずける話。
ちなみに、CDとEXTRAの間はスペースでハイフンはいらない。何度か指摘された。


実際、ディレクターで組んだCD EXTRAのインタフェースは、DVDより自由度が高く、ぼくが望むたいていのことはできたと思う。DVDのオーサリングは使えないよね。結局、優秀さが普及の絶対条件ではないのはいつものことなんだけど。
そういえば、PSPのオーサリングも、この延長技術でやっていたような気がするなぁ。


ディレクターの復活は単純に嬉しい。
ショックウェーブのゲームには思いで深いものがいくつかあるし。

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