卒展巡り2009 その3
武蔵野美大視覚伝達デザイン学科 side contact 2009
多摩美生産デザインプロダクトデザイン専攻卒展
武蔵工大小池研×専修大上平研卒展「TAKE OFF」
お相手いただきました、学生、教職員のみなさん。ありがとうございました。
雨の中1日4件慣れない街を歩くのはひどく疲れました。仕事じゃないとここまでがんばれないな。私は。
これで、今年はおしまいです。
さて、去年も書いたけど、会社のお金で1日ぶらぶらしているには、相応の理由付けが必要。できれば、カエサルさんや宮本さんのように、複数の問題を一気に解決するアイデアであることが望ましい。
- 観測:各大学の卒業発表を見ることで、それぞれの大学の現在の教育レヴェル、方針を把握することが可能。特に実際に入社の多い学校学部学科は要チェック。面接時の判断から入社後の指導まであらゆる面で応用が可能なデータ収集になる。
- 説明:ゲーム業界が現在最も欲している人材と、学校側(教職員・学生)の認識にずれがありミスフィットを生んでいる。こちらから情報を開示することでより有効な就職採用活動が成立すれば双方にとって非常に有利。
- 趣味:個人的な知的好奇心。単純に見ていて面白いことがあるから。
あげればまだあるけどこの辺で。
2に関して、絵が描けてGUI系情報構造の設計ができる人材に来て欲しいのはやまやまなんだけど、正直教育が企業の職業訓練校に成り下がることには反対なのだ。つまるとこ自由闊達な精神と主観としての深い美意識が養われていれば、それが一番いいんじゃないでしょうか。
●参考サイト
- 「ユリウス・カエサル ルビコン以前(上)ローマ人の物語8 (新潮文庫) (文庫)」塩野さんによると、カエサルは複数の問題を解決するアイデアを考える名人だったそうです。
- 「一個のことで複数の問題を解決するアイデア」宮本さんはインダストリアル出身なんだなぁ。