tQy

10月の本をまとめよう!

10月短っ! 何この短さ?
一瞬で11月、今年も残りわずかですねぇ。年賀状を準備したり(未)、来年のカレンダーを買ったり(済)しないとね。

  • 東京セブンローズ
  • アイの物語

あたりが印象的。
LEGOやプラモの消化が進まなかった…


10月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:6144ページ

ワクワクワークス (1981年)ワクワクワークス (1981年)
Iくんが撮影のときカメラバッグに入れて持ってきていた。後半の逸脱っぷりがすごいw。こういうのもgdgdっていうんだろうなぁ…
読了日:10月30日 著者:マスダ ハタオ
異端の数ゼロ―数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念異端の数ゼロ―数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念
ゼロにフォーカスするあまり、少し大仰な記述が目立つ。ドラマ仕立てというか。それ以外は図案も多く楽しい本。ただ、既に知っている人には退屈かも。そういえば、中学か高校の頃、0に収束と∞に収束があまりに似た概念であることに驚愕したことを思い出した。
読了日:10月30日 著者:チャールズ サイフェ
マイデザイン・河野鷹思マイデザイン・河野鷹思
巻末の解説を読むと、当時の海外の一流デザイナーとの交流がさりげなくしるされている。一流は国内では孤独という事かも知れない。
読了日:10月30日 著者:河野 鷹思
これを食べてはいけない―危ない食品のカラクリ-何を選ぶ?どう食べる?これを食べてはいけない―危ない食品のカラクリ-何を選ぶ?どう食べる?
読んだ翌日、スーパーでフライを買って食べた。もうこういうのはやめにしようと思う。
読了日:10月27日 著者:郡司 和夫
アイの物語アイの物語
「詩音が来た日」が良い。涙します。視覚が回復した人間が、即座にチェリーピンクを認知する記述は、私の読んだ治療関連の事例ではありえない感じだが、作中話はどれもフィクションであり、誤りが含まれるということなのでまぁいいかな。瑣末事。しかし、このお話の中で唯一事実とされるアイの物語が一番リアリティを感じなかったなぁ・・・。エンジェリックレイヤーみたいで。山本さんの既読本では今のところベスト。読んでいて癒されます。
読了日:10月26日 著者:山本 弘
化物語(下) (講談社BOX)化物語(下) (講談社BOX)
羽川さんのキャラクターデザインは、アニメ化でさらに良くなったと思う。まぁ、ぼくはガハラ派だけど。
読了日:10月26日 著者:西尾 維新
化物語(上) (講談社BOX)化物語(上) (講談社BOX)
アニメの方が面白く感じる点もあった。良いアニメ化だったんだなぁ。稀有。
読了日:10月26日 著者:西尾 維新
火星の人類学者―脳神経科医と7人の奇妙な患者火星の人類学者―脳神経科医と7人の奇妙な患者
視覚は利用しないと、立体的な視覚認識も形成できないのだなぁと。視力が閉ざされると一方で触覚がその分発達するが、その後視力が回復しても視覚は即座には利用できない。触覚から形成されていた立体感覚が視力の回復で視覚へと速やかに移行するのも難しいとのこと。日々の何気ない感覚器官の利用こそ、脳と身体の高度な環境認識のための訓練になっているのだと再認識した。この手の本を読んでいると、明らかに自分にも何らかの障害があるなぁと思う。ちゃんと社会生活が維持できていて有難い。
読了日:10月26日 著者:オリヴァー サックス
有名企業社名とマークの秘密―243社一挙掲載有名企業社名とマークの秘密―243社一挙掲載
読了日:10月22日 著者:本間 之英
さよなら、愛しい人さよなら、愛しい人
ピンクの虫のくだりを村上訳で読めたのは感慨深い。今週のフィリップ君はまだ録画見てねぇ〜w
読了日:10月19日 著者:レイモンド・チャンドラー
偽物語(上) (講談社BOX)偽物語(上) (講談社BOX)
マンガからの引用、アニメ化と平行したメタ発言等も楽しく読めました。この同時代性はとても良いと思うけど、10年後はかなりの脚注がないとわからないかもしれないですね。あぁ、あと翻訳とかたいへん。アニメが海外で人気出たらどうするんだろう。
読了日:10月18日 著者:西尾 維新
チーズはどこへ消えた?チーズはどこへ消えた?
家内は読んだことがあるはずというが、全く憶えていない。いや、むしろ、ぜんぜん違うエピソードとして憶えていた。水の入った迷路の水面下の足場を記憶できないねずみが生き残るみたいな。内容はいたく同意なんだが、個人的にはビジネスだけの話にして欲しい。ネガティヴな人間関係を全て切って先に進め(離縁のススメ?w)、とまで言われると、日本人としてはちょっと違うんでは?と思う。人間はそういう単純なもんじゃない。
読了日:10月17日 著者:スペンサー ジョンソン
ムナーリのことばムナーリのことば
翻訳が残念。デザイン関連の本で翻訳が悪い本は他にもあった。http://book.akahoshitakuya.com/b/4902593084 この場合はイタリアに留学経験のあるデザイナーが翻訳したことに原因があるのかな?デザインができるのと詩情溢れる文章を作る技能は別だし。イタリア語の会話と日本文学に通ずるのも別。編集者が仕事をしてないよなぁ。内容の紹介としては助かるけど、ムナーリのウィットに富んだ言葉を楽しむのならイタリア語の辞書片手に原書を読みます。
読了日:10月17日 著者:ブルーノ・ムナーリ
アンチ・エイジング革命アンチ・エイジング革命
ウォシュレットはあまり使いすぎると、肛門付近の菌がいなくなり、それにより肛門付近の膜が生成されなくなるから良くないとのこと。なんでも不思議な話はあるものだ。
読了日:10月11日 著者:阿保 義久
Blue-中村佑介画集Blue-中村佑介画集
一度だけ仕事をお願いしたんだよね。キレイなデータでした。どこでも平積みしているよねぇ。
読了日:10月10日 著者:中村 佑介
新海誠美術作品集 空の記憶~The sky of thet longing for memories~新海誠美術作品集 空の記憶~The sky of thet longing for memories~
長野に祖を持つものとして、光景に既視感を感じる。子供の頃に見たものしか表現できないっていう事を常々思っていたんだけどその思いを新たにした。「現実を視る」ことに取り憑かれてないと、一種変質的になるまでに、妄執がないと、こういう仕事には就けないのかもしれない。少なくとも続かない。
読了日:10月10日 著者:新海 誠
人生の贈り物人生の贈り物
読了日:10月10日 著者:スペンサー ジョンソン
1分間ママ―わが子をどうほめ、どう叱り、どう導くか1分間ママ―わが子をどうほめ、どう叱り、どう導くか
読了日:10月10日 著者:スペンサー ジョンソン
東京セブンローズ東京セブンローズ
ハードカバーのこっちを読んだのだった。http://book.akahoshitakuya.com/b/4167111217 何だろう本を断裁してスキャンするのはちょっとできないなぁ。やっぱり本の装丁を見るのが好きなので。そういうのは贅沢かもしれないが、スキャンしたデータでは失われているものがぼくにとっては多すぎる。
読了日:10月08日 著者:井上 ひさし
決壊 下巻決壊 下巻
図書館で妻がお友達と話している間、暇つぶしに読む。以前上巻を読んで下巻は読む気になれなかったんだがふと目についたので。装丁が何だかなぁ。まぁ内容には釣り合ってるか。
読了日:10月04日 著者:平野 啓一郎
安原製作所回顧録 (えい文庫 158)安原製作所回顧録 (えい文庫 158)
確かに、フィルムカメラというものは、何か人を引きつけるモノがあったんだなぁと。作者のドライな視点は同じメーカの人間として共有する部分が多くありました。ぼくは近所の本屋で可能な限り購入して、どうしてもないときのみamazonにしているけど、ホント、文句言う前に買えよと思うことはあるよね。お金が回らないと商売はどうしようもないのだった。
読了日:10月04日 著者:安原 伸
東京セブンローズ〈上〉 (文春文庫)東京セブンローズ〈上〉 (文春文庫)
前半のねちっこい描写に比べ、後半、特に東京セブンローズ出現からラストまでの描写がとても駆け足で、盛り上がっているだけにもう少し文章を読みたかったなぁと思ったが、これも作劇としては見事なのでいいです。個人的に日本語のローマ字化というテーマを扱った本という視点から読み始めましたが、作家の力量に圧倒され存外に楽しい時間を過ごせました。もちろん、今では読む読む機会もほとんどない、旧仮名使いや当用漢字以前の漢字の文がそのひとつの答えだと思いますが。
読了日:10月04日 著者:井上 ひさし

読書メーター