春の到来
息子の受験が成功裏に終わった。
ちょうど、私の仕事の締め切りも同時期で、どちらが先に終わるのかと、ダブルでピリピリしていたが、彼の方が先に決めた。
「老いては子に従え」ということか。
本当に自力で勉強をし、納得いかなければ親の助言を聞き入れずに決断し、最後は目標を余裕で達成した彼が、今後ますます自らを頼みとすることは想像に難くない。
空恐ろしい気がする。
ただ、家内によると、
大抵の親は自分の子供が、自分より賢いと思っているが、それは錯覚である。
とのことだ。
なぜなら、
親の脳は、既に老化しており、記憶力が極めて低下している。
一方、親と比較して子供の脳は記憶力に優れており、両者の違いが圧倒的なのは至極当然。
記憶力=頭が良い、と考えるのは、短絡的かもしれないが、そういうむきはあるだろう。
いずれにせよ、ここ数年、一年が圧倒的に早いのは、コンバージョン機種を作っていてタームが早いのではなく、単に老化したからということなのだったのか。
その仕事も、自分の割り当てとしては昨日で一段落した。あいかわらず、最後は一日1時間半〜2時間睡眠でトランザム状態と、成長が全くない。しばらくぶりに家族に会い、「合格してよかったね」とハイテンションでいうも、既に温度感がずれているのだった。
「いや、嬉しいんだけど、もうそこまで喜ぶ時期は終わったよね。」
みたいな。
修正 2010-01-28
記憶力のみではないらしい。
好奇心や実行力など、活力全体の話とのこと。
確かに、パワーねー。