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イメージと現実の差を埋めるために支払うべきものは

ぐい飲みをたくさん作りました。
子供の付き添いで、夏休みに近所の区民センターで開催していた一日陶芸教室へ行ったんですよね。
なんでもここ数年とても人気が高く、午前午後の部に分けてキャパシティを2倍にしましたが、それでも収容しきれず須磨とか近辺の教室を紹介したそうです。リタイア後の趣味にする人も多いみたい。でも2倍ってすごいな。


粘土を触るのは好きなんですが、陶芸は初めて。何よりも正確な形を作ることが非常に難しいです。さらに、焼きあがってきたのを見て思ったのは、焼くとかなり小さくなるということ。なかなか自分の思ったとおりになりませんが、自然の持つ偶然性を楽しむ面も強いそうです。


ただ、傲慢かもしれませんが、手の技を業とする人間として、自分のイメージに手が追随してくれないことはとてもツライのです。えっ、何で!なぜ?って感じ。


一方、先生方はとても作業がスムーズ。感嘆していると「まぁ何十年もやってるしね。」とのこと。


イメージできても、現実にはできない。イメージと現実の差を限りなく0に近づけることが訓練であり、その差を縮めるためには長い期間かかるということ。なんでも同じですね。