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竹の台デザインワークショップFAQ

竹の台デザインワークショップの配布したFAQを掲載しておく。このFAQは事前告知用だった。先週第一回目を実施した結果、いくつかのことがわかったのであわせて以下にまとめておく。

  • PC未経験は来ない。主婦層が大半だったが、みなさんPCの経験はあった。
  • Illustarator経験者は3割程度。20年前、DTP初期に少し触った程度から、だんなさんがお使いになるまでさまざま。
  • 目的意識はきわめて高い。地域や所属する団体が発行するパンフレットのレイアウトや、料理のレシピをまとめるなど、やりたいことが極めて明確な方が何名もいる。
  • そういう方には家紋を描くだけではおそらく満足しないだろう。→ある程度即効性のある技術も織り交ぜる必要はあるだろう。
  • ただ家紋を描き続ける事で型が身につき、どんなデザインにも対応できるようになるというメソッドは根本なんで、そこはブレないようにしたい。
  • 中心揃えや、数値でキッチリ合うことにどよめきが上がったり、作業に執着を感じる。女性が多いせいかもしれないが、日本人らしいな。まじめで細かいな、とも思う。
  • 参加人数は13名で、今週さらに竹の台新聞で告知するため応募者は増えると予想されている。意外と需要はあったんだという驚き。
  • とりあえず、何か自分で自由に作れるようになったら、竹の台新聞で発表できるという目標も設定可能。自分たちでメディアを持っているという強みはあるんだなぁと。

学生さんの応募があると、ゆくゆくは竹の台新聞のお手伝いをお願いできたりして良いのになぁと思う。
あとはAdobe自体のクラウド戦略が問題だよなぁ… 個人でフルセットなんているわけないじゃん。Illustratorだけバラ売りして欲しいよなぁ。デファクトスタンダードなんだし。
今週はいよいよ回転ツール。

Q1:  具体的にどんなことをするのでしょうか?
A1:  Adobe Illustratorというパソコンの市販ソフトを使用して、日本の家紋をひとつずつ描いていきます。日本の家紋は簡単な形から、複雑なものまでさまざまな形があります。これをひとつずつどうやって描いていくか、考えながら手を動かしていきます。


Q2:  パソコンの経験はどれくらい必要でしょうか?
A2:  マウスを触ったことがあれば、たぶん問題ないでしょう。


Q3:  パソコンは各自準備する必要があるのでしょうか?
A3:  ワークショップではこちらで準備した1台のパソコンを使い、参加者が順番に指導者のやり方を真似しながらトレーニングを行います。いずれ、ご家庭での練習には必要になってきますが、最初からパソコンを準備いただく必要はありません。


Q4:  なぜAdobeIllustratorなのでしょうか?
A4:  それはAdobeIllustratorを世界中のデザイナーが使用しているからです。そしてAdobeIllustratorで作られたデータは、ほとんどの印刷の現場で受け取りが可能です。AdobeIllustratorは表現力も多彩であり、このソフトの使い方を憶えることでさまざまなデザインが可能になります。実際のところ、印刷のデザインを考えるとAdobe Illustrator以外にあまり選択肢がありません。


Q5:  AdobeIllustratorは購入する必要があるのでしょうか?
A5:  ワークショップに参加するだけでしたら特に必要ありません。いずれみなさんがそれぞれ自分でデザインをしていく場合は、個人で購入をしてください。その際、無料のお試し版や、割引のある学割版もありますので指導者にご相談ください。


Q6:  ワークショップ毎週行く必要はありますか?
A6:  ワークショップは毎週開催しております。続けて出られなくても大丈夫です。しかし続けて参加されたほうが上達は早くなります。できるだけ継続して参加しましょう。


Q7:  どのような力が身につきますか?就職に役立ちますか?
A7:  毎週90分のワークショップでお伝えできることは、本当に一番重要な基本のやり方になります。それでも毎週続けることで、半年や1年後には自分の力で簡単な家紋は描けるようになります。業務に役立つレベルに達するには、もっと長い時間が必要になりますが、遅かれ早かれどなたでも印刷物のデザインができるようになります。そうなれば、履歴書に経験ありと記載できるかと思います。


Q8:  指導者はどのような方ですか?
A8:  指導者の小林拓也さんは、竹の台総合新聞のデザイン監修を初期から継続して担当しています。タケくんのTシャツや缶バッジなど、楽しい竹の台グッズの多くは、彼がボランティアでデザインをしております。お仕事としては広告デザインの会社、ゲーム会社などで20年近くデザイン業務に携わって来ました。また、社内スクールでの学生への指導や、新入社員への教育など、指導経験もたいへん豊富です。