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本・雑誌

編集者の心得

編集者という仕事がある。 普通のグラフィックデザイナーは、編集者と仕事上の関係が深い。 ただ、ぼく自身はゲーム制作のデザイナーをしているので、直接プロの編集者の方と呼べるような方と組んで仕事をしたことは今まではない。 一方、ぼくたちの場合は、…

クリエーションではない

ぼくにとって、デザインはクリエーションではない。 知識やケースの収集と分類、後はプロジェクトごとのオーダーに従って最適解をソートし、再構築、再配分する。だいたいそんな感じだ。極めて事務的なことだ。もちろん、アートですらない。

20年前の提言

先週25話のサッチー墜落シーンの美しさと、そこにある宮崎作品への既視感から、下記を思い出した。 風の谷のナウシカ―絵コンテ (2) (アニメージュ文庫 (B‐003)) 巻末「前略 宮崎駿様 ───」より〜略〜 作画の力でウムを言わせず強引に説得してしまう。この種…

反復への耽溺

かつて幼少の頃、活字に淫し、LEGOに耽溺し、エレクトロニクス回路製作やマイコンのプログラミングに没頭した。 繰り返し読んだ本。 繰り返し作ったLEGO。 繰り返し握った半田ごて。 反復訓練は、人からやらされると本当に嫌で続かない。 一方、自らのめりこ…

原稿に悩む

本日発売のアルカディア*1に小さなコラムを書いた。 *1:アルカディアというのは、エンターブレイン(ファミ通とか有名だよね)という出版社が出しているアーケードゲーム専門の雑誌だ。もともとは別会社でGAMESTという雑誌があったんだけど、その雑誌がつぶれ…

モデルグラフィックス発売

掲載は偶数ページだと思っていたのだけど、奇数ページだったのは予想外。 目に飛び込んできたのは「ベルリンSR-2」。

あさって25日はモデグラ発売日!

もうすぐ来月号なんだが、ゼロ戦はこれっぽっちも作っていない。せめて誉エンジンだけでも今日中に仮組したいとこ。さて、実は来月号にはちょこっとだけ私の原稿が載るのだ。400字だからほんのちょっと。ゲームとかに収録されたムービーが解禁されるときもド…

マガジンキット入手

予約をしていたんだけど、会社に行くと机の上に大きな封筒がおいてあった。 まぁ、考えてみれば当然なのか。 いやでもありがたいことです。 あー、ダブっちゃったね。 けど、会社でもらったもんは、うかつに持ち帰るわけにはいかんし、これはこれでいいか。 …

現場の職人と研究者の関係

「海洋図の歴史―人は海をどのようにイメージしてきたか」を読んでいて、次のような記述があった。 船乗りと科学者の溝が埋まることは、探検の進展にとって非常に重要だった。

「進化しすぎた脳」を読んで

★究極映像研究所★で紹介された進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)を読む。 いままで、脳のシナプスに電気が流れているって、思っていたんだけど、イオンと化学反応の連鎖だったんだね。言われてみればそうだね。 そんな大…

流通をめぐる新しい試み

「教えていただきたいのですが、この号に何かあるのでしょうか」 おずおずと、しかし、ハッキリと、その子は尋ねた。夕方、本屋のカウンターでの事だ。

両さんは、ムシキングに鋭い洞察

今週のこち亀のネタは、タイムカプセルなんだけど、その中で入れておくと価値が上がりそうなもののセレクトに両さんは鋭い洞察を見せたゾ! ムシキングカードを入れようとすると「待て!」と言う両さん(右写真) 一読して、8/30のCEDEC開催の講座「ム…